M・ロビー演じるシャロン・テートの魅力満載! タランティーノ最新作、本編映像公開
2019年8月9日 07:00

[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督がメガホンをとり、自身の監督作品の中で過去最高の全米オープニング成績を記録した映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の本編映像と場面写真4点がお披露目された。映像ではマーゴット・ロビーが、実在の女優シャロン・テートを魅力たっぷりに演じている。
第72回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品され、ワールドプレミア上映された本作。レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピットという2大スターが豪華共演を果たし、1969年のハリウッド黄金時代に秘められた光と闇を描き出す。7月26日に封切られた全米では、タランティーノ作品の中で最大のオープニング成績を記録していた「イングロリアス・バスターズ」(2009)の3807万ドルを更新し、4035万ドルの大ヒットスタートとなった。
ストーリーの軸となるのは、全米を震撼させたシャロン・テート殺人事件。本日8月9日は、事件から50年が経つ日となる。新進女優として活躍していたテートは、出演した映画「吸血鬼(1967)」が縁となり、68年に映画監督のロマン・ポランスキーと結婚。しかし69年8月9日、妊娠8カ月だったテートと友人は、狂信的カルト集団の指導者チャールズ・マンソンの信奉者によって、米ロサンゼルスの自宅で殺害された。自らを“キリストの復活”や“悪魔”と称したマンソンはヒッピー・コミューンを形成し、社会からドロップアウトした若者を意のままに操り、“マンソン・ファミリー”と呼ばれる信奉者として従えていた。劇中では、スパーン牧場で暮らすマンソン・ファミリーが不気味に描かれる。

悲劇の美人女優というイメージが強いが、本編映像には事件が起こる前の、幸せの絶頂にあるテートの姿が映し出されている。ぴったりとした黒いタートルネックとミニスカに、白いブーツを合わせたキュートな出で立ちのテートは、映画館のチケット売り場に颯爽と登場。出演作「サイレンサー 破壊部隊」を鑑賞するためチケットを買おうとするが、係の女性に「もし私が映画にでていたら?」とお茶目に問いかけ、嬉しそうに「映画に出ているの。シャロン・テートよ」と自己紹介する。
さらに場面写真は、男性誌「PLAYBOY」の創設者であるヒュー・ヘフナー氏の豪邸で開かれたパーティで弾けるテートを活写。流行のファッションに身を包み、音楽に身をゆだねながらダンスを楽しんでいる。悲劇的な最期を迎えたテートが本作ではどのように描かれるのか、期待が高まるビジュアルとなった。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は、8月30日から全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー