「イソップの思うツボ」上田慎一郎監督の妻・ふくだみゆきも参戦!劇中イラストを担当
2019年8月7日 18:00
[映画.com ニュース] 2018年に社会現象となった大ヒット作「カメラを止めるな!」の製作陣が結集した映画「イソップの思うツボ」の劇中イラストを、監督のひとりである上田慎一郎の妻・ふくだみゆきが担当していることがわかった。キャストたちの特徴をとらえた、法廷画風のイラストが披露された。
本作は、カメだけが友だちの内気な女子大生・亀田美羽(石川瑠華)、大人気“タレント家族”の娘で恋愛体質の女子大生・兎草早織(井桁弘恵)、“復讐代行屋”の娘・戌井小柚(紅甘=ぐあま)が織りなす騙しあいのバトルロワイヤルを描く。「カメラを止めるな!」の監督・上田、助監督を担当しスピンオフ版の監督も務めた・中泉裕矢、スチル担当・浅沼直也が共同監督を務め、今回もネタバレ厳禁のストーリーが展開する。
ふくだは自身も映画監督として活動するほか、「カメラを止めるな!」や、上田監督の新作「スペシャルアクターズ」では印象的なポスターイラストを手がけている。本作では、回想シーンに登場するイラストを担当し、仲良く食事をする美羽とその母・美紗子(渡辺真起子)の姿や、タレント家族として人気の兎草一家がテレビで活躍するさまを描いた。
当初は実写の映像を使用予定だったが、編集段階で急きょイラストを使用することに。ふくだは「実際に撮影した映像とは全く違う構成のカットだったので、参考資料が少なくてキャストさんに似せるのに苦労しました」と振り返り、「法廷画のようなテイストで描くのも初めてだったので、大変でしたが面白かったです」と語っている。
「イソップの思うツボ」は8月16日から全国公開。