スペシャルアクターズ

劇場公開日:

解説

「カメラを止めるな!」で社会現象を巻き起こした上田慎一郎監督の劇場長編第2弾。プロアマ問わず1500人のオーディションから選ばれた15人のキャストが出演し、脚本は「カメ止め」同様に上田監督がキャストたちのあて書きで執筆した。役者としてまったく芽が出ない和人は数年ぶりに再会した弟から俳優事務所「スペシャル・アクターズ」に誘われる。その事務所は映画やドラマといった仕事以外に、日常で演じることを要求される仕事も請け負う、何でも屋的な側面を持っていた。そんな中、カルト集団から旅館を守ってほしいという依頼がスペアクに飛び込んでくる。スペアクの役者たちは、旅館乗っ取りをもくろむ集団への対策のために計画を練り、演技の練習を重ねていく。和人はこのミッションの中心メンバーとなるが、彼には誰にも話していない秘密があった。それは緊張が極限まで達すると気絶してしまうというものだった。

2019年製作/109分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2019年10月18日

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映画レビュー

3.5「カメラを止めるな!」のヒットはまぐれではなかった

2023年8月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

「カメ止め」が予想を超えすぎるヒットをしたために、今後の作品のハードルが一気にあがってしまった上田作品。もし、「カメ止め」の期待感をもってこの作品をみた方は、厳しい意見もあるようだ。しかし、有名俳優を一切使わず、純粋に映画の面白さにエネルギーを使い、「カメ止め」ほどじゃないにしても、かなりの低予算で1本つくる姿勢にとても好感がもてる。期待しないで鑑賞すれば、なかなか面白い作品。
ジャニーズ出すだけとか、人気漫画を実写化とか、でみる気にもならない商業映画は嫌気がさすが・・・・。
上田監督は、令和の伊丹十三、または、北野武になれる逸材だと思う。
今後、大作を依頼されたときに、上田監督の真価が問われると思われるが、個人的にはこのスタイルがいいような気もする。
無名の俳優の中に、ものすごく個性的な方がいるのも面白い。
教祖様が、霜降り粗品と武井壮を足して2で割ったような風貌で笑えた。

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タカ

3.5オチはよかった

2023年1月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

途中まではわりと「やっぱりな」とか思わせる展開であったけど、オチは「あぁそういうことか」となったので、終わりよければ全てよしって感じでした。
ただ『レスキューマン』くらいは、もう少しクオリティ高く作ってればなぁとは思ったけど、そこに多くの制作費注ぐのは確かにキツいっちゃぁキツいかもしれんから、許したほうがいいのか。
売れてる役者だと、カッコつけすぎの「芝居の芝居」をやりがちなので、これくらい無名なほうが監督も注文つけやすくていいのかも。

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JiroGracie

3.0霊感商法

2022年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 「裏経典」というのが重要なアイテムとなっていて、これを主人公の和人が見つけたためにパソコンから引き出すのがメインの作戦。もうオバケを使って旅館から手を引かせるなんて子供だましすぎてつまらない。

 現在、あるカルト宗教団体の問題がとりざたされているせいで、ついついのめり込んで見てしまったが、そのおかげで「カメ止め」の監督だということを忘れてどんでん返しにはまんまと騙されてしまった。

 ただし、作品の質は偉大なる「カメ止め」にはまったく届かず、バカバカしい新興宗教を嘲笑するに留まっていた気がする。さすがに大がかりな団体を描くためには巨額の投資が必要だし、穴だらけの幹部の行動に惹かれる者はいないだろう。しかも教祖様に魅力がない・・・

 20代の若者、40代の主婦というのが言いえて妙だったなぁ。

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kossy

3.0どこから…

2021年11月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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KEI

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