レッチリのフリーがカメオ出演！　「トイ・ストーリー4」には“隠れネタ”が満載

「過去作を上回る“語るべき物語”がある場合以外は続編を作らない」というピクサーの信念のもと、製作された本作。ウッディとバズは、持ち主ボニーが先割れスプーンやモールで作った手作りおもちゃ・フォーキーと出会う。やがて、自分をゴミだと思い込んで逃げ出したフォーキーを追い、ウッディは新たな冒険へと旅立つ。7月12日から公開され、すでに興行収入50億円を突破した。

同シリーズでは、これまでも劇中でウッディやバズのおもちゃのCMが描かれてきたが、今回はキアヌ・リーブスが声優を務めるデュークのCMが登場。デュークが満月の夜空を飛ぶシーンは「E.T.」へのオマージュであることがわかるほか、ナレーションを人気ロックバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリーが務めているなど、短い映像にもこだわりが詰められている。

フリー以外にもカメオ出演は豪華な顔ぶれがそろい、「6才のボクが、大人になるまで。」のパトリシア・アークエットは、アンティークショップに来る女の子の母親役、「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」のビル・ヘイダーは、移動遊園地でバズとダッキー＆バニーが出会う的当てゲームを営む男を演じている。

さらに、劇中には過去のピクサー作品のキャラクターやアイテムが100個以上描かれ、「トイ・ストーリー」に登場したピザ・プラネットのトラックは、的当てゲームを営む男の足のタトゥーとして映される。的当てゲームのシーンでは、景品に「リメンバー・ミー」のギターが飾られているほか、ボー・ピープの羊がバッジをくわえて持ってくる場面では、「カールじいさんの空飛ぶ家」のグレープソーダの瓶のふたが登場。“隠れネタ”が満載となっており、何度でも楽しめそうだ。