成田凌×周防正行監督「カツベン!」クセ者たちが大正時代を駆け抜ける予告完成
2019年7月26日 05:30

[映画.com ニュース]成田凌が映画初主演を務め、周防正行監督が5年ぶりにメガホンをとった「カツベン!」の予告編が、このほどお披露目された。映像では、活動弁士を夢見る青年を取り巻く、ひと癖もふた癖もあるキャラクターたちが次々と登場。“しゃべりのスペシャリスト”を題材にした痛快活劇の一端が垣間見える。
映画れい明期の大正時代を舞台に、活動弁士を夢見る青年・染谷俊太郎(成田)が、小さな町の映画館に流れ着いたことから始まる“アクション×恋×笑い”の要素を織り交ぜたエンタテインメント。成田のほか、ヒロインを黒島結菜が演じ、永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊、竹中直人、渡辺えり、小日向文世らが共演している。
予告編の冒頭で映し出されるのは、観客をサイレント映画の世界へと引き込む活動弁士たちの人気ぶり。「待ってました!」という掛け声、大きな拍手が場内に響き渡り、女性客を骨抜きにしてしまうほどの“スーパースター”だったようだ。やがて、俊太郎が働くことになる町の映画館「青木館」(青は旧字表記)の館主夫婦(竹中、渡辺)、酔っ払ってばかりの酒飲み弁士(永瀬)、イケメン弁士(高良)、新人女優(黒島)、ライバル映画館の親子(小日向、井上)、熱血刑事(竹野内)、泥棒(音尾)といった個性豊かな人物たちが大正時代を駆け抜けていく。
さらに、俊太郎に関する謎めいた要素も活写。トラックの荷台から転げ落ちた俊太郎――その視線の先にあるのは、トランクケースに詰め込まれた大金だ。「持ち逃げした大金がたんまりあるやろ」「あんた、何してたんよ!」というセリフに続いて、神妙な面持ちの俊太郎の姿も確認でき、抱腹絶倒の物語は予想だにしない方向へと展開していく。
「カツベン!」は、池松壮亮、成河、酒井美紀、山本耕史も出演し、第76回ベネチア国際映画祭の公式イベント「ジャパン・フォーカス」への正式出品が決定。12月13日に全国公開。
(C)2019「カツベン!」製作委員会
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