新「007」にシリーズ初の黒人女性!「キャプテン・マーベル」ラシャーナ・リンチが抜てき
2019年7月16日 15:21
[映画.com ニュース] 世界的な人気を誇る「007」シリーズ最新作「ボンド25(仮題)」で、シリーズ初となる黒人女性の「007」が誕生することになりそうだ。「キャプテン・マーベル」のマリア・ランボー役で知られるラシャーナ・リンチが抜てきされた。
「ボンド25」は、前作「007 スペクター」で英秘密情報部(MI6)を卒業したボンドが、ジャマイカでリラックスした生活を送っているところから始まることが明かされている。英デイリー・メールが関係者から得た証言によれば、「映画の冒頭で、(MI6の局長である)Mに『007、入って』と呼び込まれ、リンチが登場する重要なシーンがある」という。リンチ演じるMI6のエージェントが、ボンドが去った後にコードネーム「007」を引き継いだということのようだ。
新007は、ボンドと恋に落ちる位置づけとは違い、ボンドが新007に心を奪われて誘惑してもまったく相手にせず、呆れ顔であしらうようなキャラクターになるという。また、現在撮影現場では女性出演者を「ボンド・ガール」と呼ぶことは禁止されており、「ボンド・ウーマン」に改めているという。
なお、「ボンド25」で6代目ボンドを演じるダニエル・クレイグは、今作をもってシリーズから退くと見られており、後任となる7代目ボンドについては、イドリス・エルバやトム・ヒドルストン、ルーク・エバンスらの名前が上がっている。