「ストレンジャー・シングス」大ヒットで子役たちのギャラ大幅増
2019年7月11日 16:00
[映画.com ニュース] 米ストリーミング大手Netflixは、大ヒットシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン3の配信を開始した。1980年代の架空の田舎町を舞台に、子どもたちが不思議な現象に遭遇するというSFファンタジーは、現在Netflixの看板ドラマのひとつとなっている。
米ハリウッド・レポーターによれば、シーズン3への契約更新にあたり、出演者のギャラは大幅にアップ。最初の2シーズンの出演料は、知名度が最も高かったウィノナ・ライダー(ジョイス役)が1話あたり10万ドル、ベテラン俳優のデビッド・ハーバー(ホッパー署長役)が8万ドル、子役たちは1話あたり2万ドルだったという。
しかし関係者によれば、同番組が大ヒットしたことでライダーとハーバーは1話あたり35万ドル、子役のフィン・ウルフハード(マイク役)、ゲイテン・マタラッツォ(ダスティン役)、ケイレブ・マクラフリン(ルーカス役)、ノア・シュナップ(ウィル役)はそれぞれ1話あたり25万ドルを手にすることになった。唯一、超能力少女イレブン役として大ブレイクしたミリー・ボビー・ブラウン(「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」)のギャラだけは不明で、1話あたり30~35万ドルと推定されている。
なお、アメリカのドラマは人気がある限り継続される傾向にあるが、企画・制作総指揮のマット&ロス・ダファー兄弟は、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」に関しては長くてもシーズン5で完結させたいと話している。