殺人人形はお前だけじゃない!「パペット・マスター」最新作10月公開決定
2019年6月28日 17:00

[映画.com ニュース] カルト的な人気を誇るホラーシリーズの最新作「パペット・マスター」が、10月に開催される特集企画「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2019」で上映されることが、ポスタービジュアルとともに発表された。
人形ホラーの名作「チャイルド・プレイ(1988)」が公開された翌年の1989年にはじまった「パペット・マスター」シリーズ。再始動を果たした今年はオリジナル公開から30周年の節目にあたるだけでなく、リブート版「チャイルド・プレイ」も公開。最新作のポスタービジュアルには、「人形はお前だけじゃない」というキャッチコピーとともに、ずらりと並んだパペットたちの足元にホラーファンにはなじみの深いスニーカーが転がった、挑発的なデザインに仕上がっている。
本作は、「悪霊のはらわた」(12)のソニー・ラグーナ、トミー・ウィクランド監督コンビがメガホンをとり、呪文によって命が与えられた人形たちがもたらす惨劇をコメディ要素と大量の流血を盛り込んで描く。オリジナルキャストのバーバラ・クランプトンに加え、脚本を担当したS・クレイグ・ザラー(「トマホーク ガンマンVS食人族」)にゆかりのあるマイケル・パレやウド・キアらが出演する。

その他、ホラーアンソロジー「ABC・オブ・デス2」に参加したブラジルのデニソン・ラマーリョ監督の初長編映画「死体語り」と、ユダヤ伝承に登場する怪物を題材にしたイスラエル産ホラー「ザ・ゴーレム」の上映も決定。「死体語り」は、死者とコミュニケーションのとれる主人公が、自分自身にまつわる秘密を知ったことで、家族ともども命の危険にさらされるホラーミステリー。一方の「ザ・ゴーレム」は、17世紀中期を舞台に、カバラの秘術で命を吹き込まれた泥人形“ゴーレム”を描く歴史劇だ。
(C) 2019 The Golem Partnership and Epic Pictures Group, Inc.同企画は、SF、ホラー、サスペンスなどのジャンル映画を特化して扱う「世界3大ファンタスティック映画祭」のひとつである「シッチェス映画祭」公認の映画祭。今年で第6回を迎え、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、愛知・シネマスコーレ、大阪のシネ・リーブル梅田で開催される。
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