マーク・ハミル、リブート版「チャイルド・プレイ」LAプレミアで“出血大サービス”!
2019年6月22日 12:00
[映画.com ニュース] 映画史に残る傑作ホラーのリブート版「チャイルド・プレイ」のLAプレミアが6月19日(現地時間)、米ロサンゼルスのアークライト・ハリウッドで開催され、“殺人人形”チャッキーの声を担当した名優マーク・ハミルのほか、主人公アンディ役のガブリエル・ベイトマン、オーブリー・プラザ、メガホンをとったラース・クレブバーグ監督らが出席。ハミルらは報道陣の取材に積極的に応じるという“出血大サービス”ぶりを見せ、大勢のファンとの交流を楽しんでいた。
ホラー映画らしい“ブラックカーペット”が敷かれた会場では、本物さながらの等身大チャッキー人形がお出迎え。ハミルは、今回新たにAI技術を搭載し、人々を恐怖のどん底に陥れるチャッキー役を引き受けた理由について「(脚本が)すごく新しかったからね。オリジナル版が好きだったから、最初は『なんでまた?』と思ったけど、でも脚本がすごく新鮮で挑戦することにしたんだ」と説明。そして、チャッキーが歌う劇中曲「バディ・ソング」に関して「(作曲家の)ベアー・マクリアリーの素敵な子守唄のおかげさ。人形にぴったりの歌だけど、ストーリーを考えると怖いよね」と語った。
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」にも参加したマクリアリーは「マークと仕事出来てとても興奮した」と充実の面持ち。「彼はプロのシンガーじゃなかったけど、僕がアコーディオンを取り出して“どんなキーがマークの声に合うか、さぁキーを見つけよう”ってデモを作って、彼が家で練習してくれて、次のセッションには彼は準備万端でレコーディングをしてくれた。彼は本当にプロフェッショナルで、一緒に仕事が出来て本当に光栄だった」と感慨深げだった。
アンディの母カレンを演じたプラザは、ホラー映画のキャラクターだけでなく、ファッションアイコンとしても愛されるチャッキーを「全ての子どもにとって悪夢が現実になったようなものよね。だって、自分の大切な人形から刺されるなんて、トラウマになっちゃうわよ。だから忘れられないんだと思う」と分析。一方、マイク刑事役のブライアン・タイリー・ヘンリーは「本当に興奮している。お客さんはシートから飛び上がって怖がって、手を叩いて笑うに違いない。チャッキーが戻ってきて、これ以上素晴らしいことはないよね」と“殺人人形”のカムバックに喜びを爆発させた。
カレンの嫌味な新恋人役を演じたデビッド・ルイスは、撮影で活用されたアニマトロニクス技術に言及。「(アニマトロニクスの人形は)演技をするうえで非常に役立ったよ。実際、(人形は)顔の表情を変えることが出来て、CGじゃなくリアルに見せたかったから、特に役者は、実在する人形に対してリアクションを取ることが出来てとても助かった」と振り返った。そして、クレブバーグ監督は「日本のホラー映画や幽霊の映画は本当に素晴らしくて、私のデビュー作『ポラロイド』や『チャイルド・プレイ』も日本のホラー映画文化にとても影響を受けています」と告白しつつ、「日本のファンに『チャイルド・プレイ』をお見せできるのがとても光栄です」とコメントを寄せた。
「チャイルド・プレイ」は、7月19日から全国公開。
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