B・ラーソンが、W・ハレルソンの腕相撲勝負に豹変! 「ガラスの城の約束」本編映像入手
2019年6月15日 10:00
[映画.com ニュース]ブリー・ラーソンとウッディ・ハレルソンが親子役で共演した「ガラスの城の約束」(公開中)の本編映像を、映画.comが独占入手した。ラーソン演じるコラムニストのジャネットが、普段の上品なたたずまいから豹変し、婚約者と父の腕相撲勝負に白熱する様子が切り取られている。
「ニューヨーク・マガジン」のコラムニスト、ジャネット・ウォールズ氏が自身の衝撃的な半生をつづり、累計発行部数350万部を突破したベストセラー小説を映画化。米ニューヨークで自立した生活を送るジャネット(ラーソン)は、ホームレスの父・レックス(ハレルソン)と再会する。幼い頃のジャネットは父を尊敬しており、レックスも聡明な娘に愛情を注ぎ、家族のために「ガラスの城」を建てるという夢を持っていた。しかし、レックスは仕事の挫折によって次第に酒量が増え、家で暴れるように。高校生になったジャネットは、大学進学を機にニューヨークへと旅立ち、両親との関係を絶とうとする。
特別映像は、レックスがジャネットの婚約者デヴィッドを気に入らず、腕相撲の勝負を持ちかけた場面をとらえている。母ローズマリー(ナオミ・ワッツ)に負けじと、「パパの腕をへし折って!」「やっちまえ!」と必死の形相で応援するジャネット。結果デヴィッドが勝利をおさめるが、いら立ったレックスはデヴィッドを殴りつけてしまう。
ラーソンが、「ショート・ターム」のデスティン・ダニエル・クレットン監督と再タッグを組んだ本作。原作者のウォールズ氏は配役が決定する前からラーソンの出演を願っていたそうで、「望みすぎだと思って、スタッフには伝えていなかったのだけど、監督の繋がりで、ブリー・ラーソンに決まったんです」と振り返り、「彼女は私よりもちゃんと私のことを分かってくれていました。自分でさえ気付かなかった行動をブリーは捉えて演じてくれたと思います」と絶賛する。
一方のラーソンも「ジャネット本人はとても力強くて、ユーモアがあり、どんな状況も乗り越えられる人です」と印象を語り、「彼女のことをとても尊敬しています。ジャネットは過酷な幼少期を過ごしていたけれど、自分自身をしっかり持っていたからこそ、成功を掴めたのだと思います」と称えた。
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