北朝鮮のスパイになるしかなかった男の実話 イ・ボムス主演作「出国」予告完成
2019年6月13日 17:00

[映画.com ニュース]「オペレーション・クロマイト」「ビューティー・インサイド」で知られるイ・ボムスが主演を務めるスパイサスペンス「出国 造られた工作員」のポスタービジュアルと予告編が、このほどお披露目された。
本作は、ある事情から北朝鮮のスパイとなった男の実話を基にした韓国映画。主人公オ・ヨンミンを演じるイは、現在映画のプロデューサーとしても活躍しており、友人である歌手Rain(ピ)を主演に迎えた映画「自転車王オム・ボクトン(原題)」が控えている。そのほか実力派キャストが結集しており、 「タクシー運転手 約束は海を越えて」「二十歳」のパク・ヒョックォンが主人公を追い詰める北朝鮮の工作員役、「飛べない鳥と優しいキツネ」のイ・ジョンヒョクが北朝鮮側の権力者役、「ときめきプリンセス婚活記」のヨン・ウジンが、弟のような存在ながら、実は主人公を監視するという難しい役どころに挑んでいる。
経済学者のオ・ヨンミンは、過去の行動によって韓国に戻ることが出来ず、亡命先の西ドイツでも評価されない日々に嘆いていた。そんななか、ある人物から「北朝鮮で大学教授として働かないか」と勧誘を受け、妻ウンスク(パク・チュミ)の反対を押し切り、北朝鮮へ。しかし、そこで待っていたのは、工作員としての苛酷な訓練の日々だった。
ポスターは、スパイ合戦を繰り広げるキャスト陣のカットを配置。くすんだ色味の世界観は、男たちの“出口のない騙し合い”を暗示しているかのようだ。予告編では、工作員としての指令を受けながらも、逃亡を図ったオが、妻と娘を人質にとられてしまう様子を活写。陰謀渦巻くスパイの世界では誰一人信じることができない――オは、家族を取り戻すために孤独な戦いを強いられることになる。
「出国 造られた工作員」は、7月26日から東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほか全国公開。
(C)D.seeD
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