「ボンド25」撮影現場で爆発事故 スタジオの屋根の一部を吹き飛ばす
2019年6月6日 11:00

[映画.com ニュース] 「007」シリーズ最新作「ボンド25(原題)」の撮影現場で爆発事故が発生したと、同作の公式Twitterが報告している。
爆発が起きたのは、「007」シリーズの撮影拠点である英ロンドンのパインウッド・スタジオ。同スタジオ内最大で、「007ステージ」と名付けられたスタジオに組まれたセットで、爆発シーンの撮影が行われたものの、予想を超える威力を発揮して屋根の一部を吹き飛ばした。ステージの外にいたスタッフ1人が軽傷を負ったという。
「ボンド25(原題)」は、これまでも大きなトラブルに見舞われている。当初はダニー・ボイル監督(「スラムドッグ$ミリオネア」)のもと2018年12月にクランクイン予定だったが、ボイル監督は同年8月に「クリエイティブ面での相違」を理由に降板。後任に決定したキャリー・ジョージ・フクナガ監督は急ピッチで準備を進め、今年4月下旬にジャマイカでクランクイン。しかし5月下旬、ジャマイカでのアクションシーンの撮影中にダニエル・クレイグが足首を負傷し、撮影が一時中断していた。
そして撮影隊は本拠地パインウッド・スタジオで撮影を再開させたものの、すぐに事件が発生してしまった。同作はイギリスで20年4月3日、アメリカで4月8日の公開を予定しているが、延期の可能性もありそうだ。
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