ウッディ・アレン監督、クリストフ・ワルツ主演の新作は7月スペインで撮入
2019年6月6日 11:00
[映画.com ニュース] ウッディ・アレン監督の51本目となる新作が、スペインでクランクインすることがわかった。映画祭、そして美食の街として知られるサン・セバスチャンで、7月10日~8月23日に撮影が行われる。
米Wrapによれば、タイトル未定の新作はオスカー俳優クリストフ・ワルツをはじめ、ジーナ・ガーション、ウォーレス・ショーン、エレナ・アナヤ、ルイ・ガレル、セルジ・ロペスが出演。サン・セバスチャン国際映画祭を訪れたアメリカ人夫婦が、映画の世界や街の雰囲気に魅せられ、妻は才能あふれるフランス人監督と関係を持ち、夫は現地に住む美しいスペイン人女性と恋に落ちるというロマンティックコメディだという。
新作は、アレン監督作「それでも恋するバルセロナ」「ミッドナイト・イン・パリ」「恋のロンドン狂騒曲」などを手がけた製作会社メディアプロ・スタジオがプロデュースする。
アレン監督は、養女ディラン・ファローさんに対する性的虐待疑惑が浮上したことにより、米アマゾン・スタジオが新作「A Rainy Day in New York(原題)」(エル・ファニング&ティモシー・シャラメ共演)の公開を無期限延期すると発表した。同作は、ヨーロッパ数カ国のみで限定公開される予定だという。