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親子バンド描く「ハーツ・ビート・ラウド」は小ネタ満載!実在ミュージシャンも登場

2019年6月4日 10:00

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音楽とともに過ごすひと夏の物語
音楽とともに過ごすひと夏の物語

[映画.com ニュース] 2018年の「サンダンス映画祭」やテックと映画と音楽の祭典「サウス・バイ・サウスウエスト」で高い評価を得た、映画「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」が、6月7日から公開される。レコード屋を舞台にした本作は、名ナンバーが数多く登場するほか、音楽好きがより楽しめる“仕掛け”も隠れており、その数々を紹介する。

元ミュージシャンでシングルファーザーのフランク(ニック・オファーマン)は、ブルックリンで17年営むレコードショップをこの夏、閉めることにした。娘のサム(カーシー・クレモンズ)は、ロサンゼルスの医大へ通うことが決まっていたが、サムの音楽の才能を知るフランクは娘の夢を応援するか、2人でバンドを続けるか葛藤に苛まれていた。ある日、2人でレコーディングした楽曲をSpotifyにアップロードしたところ、その曲は瞬く間に拡散されていく。

映画冒頭、フランクが店番をしながら見ている動画に映るのは、アメリカのロック・バンド、ウィルコのジェフ・トゥイーディが息子のスペンサーと結成した親子バンド、トゥイーディ。親子バンドへの伏線となるこのシーン以外にも、劇中にはジェフ・トゥイーディ本人があるシーンで出演も果たしている。

そのほか、サムがYouTubeで見ている動画は日本生まれでニューヨーク在住のミュージシャン、Mitskiの「Your Best American Girl」。フランクが友人レスリー(トニ・コレット)に地元ブルックリンで結成されたバンド、アニマル・コレクティヴを勧めるなど、実在するアーティストらの名前が登場。小ネタを探しながら鑑賞するのも楽しめそうだ。

ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」は、6月7日から公開。

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