「ウエストワールド」にバンサン・カッセル参加
2019年5月19日 17:00
[映画.com ニュース] SFドラマ「ウエストワールド」のシーズン3に、仏俳優バンサン・カッセルが出演することになったと米Deadlineが報じている。
制作サイドは役どころを明かしていないが、関係者によれば悪役になる予定だという。すでに出演が発表されているアーロン・ポール(「ブレイキング・バッド」)に続く大物の俳優の参加となる。
「ウエストワールド」は、作家マイケル・クライトンが監督と脚本を兼ねた1973年の同名カルト映画を下敷きに、J・J・エイブラムスとジョナサン・ノーランが映像化したSFドラマ。西部劇の世界を再現した未来のテーマパークを舞台に、自我に目覚めたアンドロイドたちの反乱を描く。
ノーランと妻のリサ・ジョイが脚本家チームを率いる同作は、2016年10月に米有料チャンネルHBOで放送を開始。シーズン2はエミー賞で21部門にノミネートされ、3部門に輝いている。
カッセルはマチュー・カソビッツ監督の「憎しみ」で注目を集め、「ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男」でセザール賞主演男優賞を受賞。「オーシャンズ12」「ブラック・スワン」「ジェイソン・ボーン」など、ハリウッド映画にも多く出演している。
「ウエストワールド」シーズン3は、20年の放送開始予定。