新アクションはバイク×刀! キアヌ・リーブス「ジョン・ウィック」第3弾、特報完成
2019年5月9日 08:00
[映画.com ニュース] キアヌ・リーブスが主演する大ヒットアクションの第3弾「ジョン・ウィック パラベラム」の特報が、このほどお披露目された。前作のラストでタブーを犯したジョン・ウィック(リーブス)が、1時間の猶予の後、世界中の殺し屋から狙われる様が映し出されている。
伝説の元殺し屋が銃とカンフーを融合させた新銃術“ガンフー”アクションで敵をなぎ倒していく復しゅう劇。第1作「ジョン・ウィック」では愛犬を殺したロシアンマフィアを壊滅させ、第2作「ジョン・ウィック チャプター2」では思い出が詰まった家を燃やしたイタリアンマフィアを叩き潰したジョン・ウィック。第2作のラストでは怒りのあまりに、一流の殺し屋が集まる「コンチネンタルホテル」の“ホテル内では殺しは行ってはいけない”という掟を破ってしまった。
シリーズ3作目では、世界各国の殺し屋を束ねる「主席連合」のメンバーを殺害したことで15億円の懸賞金をかけられたジョン・ウィックが、生きてニューヨークを脱出するため、次々と現れる刺客を相手に壮絶な死闘を繰り広げる。
「伝説の殺し屋 遂に逃亡」というテロップが挿入される特報では、満身創痍のジョン・ウィックが愛犬とともに雨のなかを疾走する姿を活写。続けて響き渡るのは“ジョン・ウィックの粛清開始”を示すカウントダウンだ。敵か味方かわからないキャラクターたちが映し出され、そのなかには新たに参戦を果たしたハル・ベリーの姿も。やがて「では、始めよう」という言葉によって、刺客たちが暗躍し始める。
銃とカンフーを掛け合わせた「ガン・フー」、車とカンフーを融合させた「カー・フー」など、スタイリッシュで新しいアクションを生み出してきた「ジョン・ウィック」シリーズ。今回の映像で披露されたのは、ハイスピードで走るバイクの上から刀を操り、複数の敵を倒していく様子だ。またラストには、リーブスを一躍スターダムに押し上げた「マトリックス」のパロディともいえる「銃をたっぷりとな」といったセリフも収められている。
「ジョン・ウィック パラベラム」は、チャド・スタエルスキが監督として続投し、イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーン、アンジェリカ・ヒューストンらも出演。10月に全国公開。