松坂桃李、事務所の後輩・杉野遥亮の“飛躍”に期待も…
2019年5月7日 12:00

[映画.com ニュース] 松坂桃李の時代劇初主演映画「居眠り磐音」の完成披露試写会が5月6日、都内の劇場で行われた。松坂をはじめ共演の木村文乃、芳根京子、杉野遥亮、南沙良、石丸謙二郎、西村まさ彦、中村梅雀、柄本明、本木克英監督がそろって舞台挨拶に登壇した。
時代小説だけで累計発行部数6500万部を超える作家・佐伯泰英氏の小説を初めて映画化。ある事件をきっかけに友を失い、許嫁を残して脱藩し浪人の身となった坂崎磐音が、行きついた江戸で幕府が流通させた貨幣をめぐる陰謀に立ち向かうさまを描く。
出演者のひとりであったピエール瀧が麻薬取締法違反の容疑で逮捕されたことを受け、一時は公開を危ぶまれた本作。奥田瑛二が代役を快諾し、再撮影と編集を経て、ようやくお披露目の時を迎えたが、本木監督は「公開まであと10日ほどという切羽詰まった時期ですが、困難を乗り越え、みなさんに十分に楽しんでいただける作品になったと思います」と笑顔で作品を送り出す。主演の松坂も「みなさんの応援と支えのおかげで完成披露まで来ました。本当にありがとうございます」と喜びと感謝の思いを口にした。
また、磐音の父親を演じた石丸は「パンフレットにも載っていない」という、とっておきのエピソードを告白。大分県に残る本物の武家屋敷で一部が撮影されたが「実は、私はその武家屋敷に住んでいました」と自らが幼少期を過ごした実家であったことを明かし、会場は驚きに包まれる。“息子”の松坂は撮影時に知らされたそうで「天井に隠し部屋がありました(笑)」と明かし、本物の武家屋敷ならではの作りに驚いた様子だった。
トークでは、改元にちなんで登壇陣が「令和の時代の抱負」を発表したが、松坂は「豊かに」と書かれた紙を掲げ「令和の時代も仕事も生活も豊かになれば」と語る。「特にどういう部分を?」という追求に「事務所がもっと豊かになればいいなと(笑)。うちの事務所は人数が少ないので」と語り、さらに「後輩にも頑張っていただいて」と同じ事務所の杉野をジロリ。杉野は先輩の言葉に「無言の圧を感じてます」と苦笑していたが、その杉野が抱負として掲げたのは「跳」という文字。俳優としてのさらなる飛躍、ステップアップの宣言かと思いきや「跳と書いて“バンジー”と読みます。(令和元年に成し遂げたこととして)いずれ、子どもや子孫に自慢できることはないかな? と思って」と説明した。
後輩のシュールな言葉に、松坂は微妙な表情。隣の木村の「事務所の未来が不安になってくるね(笑)」という言葉に「豊かにいきたいんですけどねえ」と漏らし、会場は笑いに包まれていた。「居眠り磐音」は5月17日から全国で公開。
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