窪田正孝、小栗旬ら“殺し屋”の全貌明らかに 藤原竜也主演作、予告編披露&玉城ティナが出演
2019年4月25日 06:00
[映画.com ニュース] 藤原竜也と写真家で映画監督の蜷川実花が初タッグを組んだ異色サスペンス映画「Diner ダイナー」の予告編が、このほど披露された。窪田正孝や小栗旬ら豪華な面々が演じる、殺し屋たちのビジュアルが初めて明らかに。さらに玉城ティナが、食堂に売られてやってきた少女・カナコ役を務めていることが発表された。
平山夢明氏の小説「ダイナー」(ポプラ社刊)を実写映画化。多くの個性的なキャラクターを体現し、「デスノート」「カイジ」シリーズをヒットに導いてきた藤原が、元殺し屋の天才シェフ・ボンベロ役で主演を務める。ほか殺し屋役として窪田、小栗、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二らが集結している。
ほんの出来心で怪しいサイトのバイトに手を出し、一瞬で普通の生活から転落したカナコ(玉城)。ある日、ウェイトレスとして売られたダイナーで、店主のボンベロ(藤原)と出会う。「ここは殺し屋専用のダイナーだ。皿の置き方一つで消されることもある」というボンベロの言葉通り、カナコは凶悪な殺し屋たちが次々と現れる極限状態の日常に放り込まれてしまう。
予告編では、顔じゅう傷だらけの孤高の殺し屋スキン(窪田)がマシンガンをぶっ放し、子どものような外見をしているサイコキラー・キッド(本郷)は返り血を浴びながら鉛筆を突き立てる。そして“四天王”として組織に君臨するマテバ(小栗)はクワガタにかぶりつき、マリア(土屋)、無礼図(ブレイズ/真矢)、コフィ(奥田)らは一側触発のピリピリムードで“晩餐”に興じる。
また、奇妙なスペイン語を操り肉体美を見せつけるブロ(武田)、ハイテンションで車をかっ飛ばすカウボーイ(斎藤)&ディーディー(佐藤)、不気味な仮面をかぶるブタ男(金子)らが集い、店内は混沌を極めていく。そして、ボンベロのアクションも見どころ。演じる藤原は、共演陣と自身を比較し「ボンベロが一番普通じゃん! って思いました。それくらい周りのキャラが濃すぎた! 僕以外、全員クレイジーです(笑)」と断言しつつ、アクションの出来栄えに「皆さん本当に力のある俳優さんたちばかりで、ここで1人やっつけた、この次またこいつがいたのか!と対峙する側としてはエネルギーも吸い取られました(笑)。非常に過酷な撮影ではありましたが、そのぶん、見ごたえのあるシーンになっている」と自信をのぞかせた。
さらにカナコに扮する玉城は、蜷川監督のたっての希望で出演が決定。物語の鍵を握る重要な役どころで、宙吊り、水浸しなど過酷な撮影に体当たりで挑み、トップクラスの実力俳優たちと堂々の演技合戦を繰り広げている。「Diner ダイナー」は7月5日から公開。
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