【全米映画ランキング】「死霊館」シリーズ最新作「ラ・ヨローナ 泣く女」がV
2019年4月23日 19:00

(C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
[映画.com ニュース]イースターの週末。2本の新作がランクインした全米ボックスオフィスは、「死霊館」シリーズに属するホラー「ラ・ヨローナ 泣く女」が約2700万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
中南米に古くから伝わる怪談を題材に映画化した同作。夫に浮気され嫉妬に狂い、夫が溺愛する息子を川に沈めて溺死させた女の霊「ラ・ヨローナ」が1970年代のロサンゼルスに現れ、ソーシャルワーカーの一家に襲いかかる。出演は「グリーンブック」「シンプル・フェイバー」のリンダ・カーデリニにマデリーン・マックグロウ、ローマン・クリストウ、レイモンド・クルツ、パトリシア・ベラスケス。製作は「死霊館」シリーズのほか「インシディアス」など多くのホラー映画を手がけてきたジェームズ・ワン。メガホンをとったのは「死霊館」第3作の監督も手がけるマイケル・チャベス。
2位は2週連続の首位だった「シャザム!」。先週末は約1700万ドルの興収で累計は約1億2000万ドルに。
そして3位初登場となったのはイースター合わせで公開された実話ベースの宗教ドラマ「Breakthrough」。米ミズーリ州の凍った湖に落ちて「死亡」したと医者に判断された14歳の少年が奇跡的に息を吹き返したという実話を、少年の母親の目線から描いた作品。監督は「THIS IS US 36歳、これから」「ハウス・オブ・カード」など多くのTVシリーズの演出を担当し、「スタートレック ヴォイジャー」などで女優としても活躍するロクサン・ドースン。出演は「THIS IS US 36歳、これから」のクリッシー・メッツにトファー・グレイス、ジョシュ・ルーカス、デニス・ヘイスバートなど。ちなみに今作が20世紀フォックス映画のディズニー傘下での初公開作となる。
4位は6位から順位をあげた「キャプテン・マーベル」。上映終了間際に北米での累計を4億ドルとした。
今週は、オープニング興収新記録の期待がかかるマーベル・スタジオ節目の作品「アベンジャーズ エンドゲーム」が公開となり、サマーシーズン興行に突入する。
(映画.com速報)