伏線と罠が誘う狂気の迷宮…「マーターズ」監督が紡ぐトラウマホラー、8月公開
2019年4月23日 16:00

[映画.com ニュース] 「マーターズ(2007)」で注目を浴びたフランスの鬼才パスカル・ロジェが約6年ぶりに放つ新作「インシデント・イン・ア・ゴースト(原題)」が、「ゴーストランドの惨劇」の邦題で8月9日に公開されることがわかった。過去に惨劇が起きた家で再会した双子を襲う恐怖を描き、見る者の心に焼きつく強烈なトラウマホラーを紡ぐ。
人里離れた叔母の家を相続し、移り住むことになったシングルマザーのポリーンと双子の娘。奔放で現代的な姉のべラと、怪奇小説家ハワード・フィリップス・ラブクラフトを崇拝する内向的な妹のベスは、正反対の性格を持つ姉妹だった。しかし、新居での生活をスタートさせた日の夜、2人の暴漢が家に押し入り、ポリーンは幼い娘たちの目の前で犯人をメッタ刺しにしてしまう……。一家を襲った惨劇から16年後、ベスは小説家として成功し幸福な生活を送っていたが、一方で精神を病んだベラは、かつての家で母とともに暮らしていた。久しぶりに実家に戻ったベスに、地下室に閉じこもっていたベラは衝撃の言葉を告げる。
「サスペリア(1977)」で知られるイタリアの巨匠ダリオ・アルジェントが絶賛したというトラウマホラーの代名詞「マーターズ(2007)」で、ホラーファンの間にその名を轟かせたロジェ監督。本作では姉と妹、過去と未来、事実と虚構など様々な対比を描き、全編に張り巡らされた伏線と罠で、観客を狂気の迷宮へと誘う。
「ゴーストランドの惨劇」は、8月9日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。
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