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「スマホを落としただけなのに」続編製作決定! 千葉雄大&成田凌が“奇妙なタッグ”

2019年4月2日 23:00

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第1作の場面写真
第1作の場面写真
(C)2018映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会

[映画.com ニュース]興行収入19.6億円を超える大ヒットを記録した映画「スマホを落としただけなのに」の続編製作が決定した。第1作にも登場した千葉雄大が主演を務め、怪演が話題を呼んだ成田凌も共演。前作に引き続き、中田秀夫監督がメガホンをとることがわかった。

主演・北川景子に加え、千葉、成田、田中圭が出演した第1作は、恋人がスマホを落としたことをきっかけに、命を狙われることになるヒロインの恐怖、彼女の隠された過去が暴かれていく様を描いた。幾重にも謎が重なったミステリーとして「スマホ世代」を中心に共感を集め、興行収入ランキングでは邦画実写作品として4週連続1位を記録。続編は、原作者・志駕晃氏によるシリーズ第2弾「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」(宝島社文庫刊)をベースにし、第1作から数カ月後に起こる新たな事件を描き出す。

長い黒髪の女性ばかりを狙った連続殺人事件が幕を閉じてから数カ月が経過。同じ事件現場から新たな身元不明の死体が発見される。過去にトラウマを持つ刑事・加賀谷学(千葉)は、真相を探るため、かつて自分が逮捕した連続殺人鬼・浦野善治(成田)のもとへ。「お前が殺したのか?」という問いに対して、浦野は自身が師と仰ぐ“M”という謎の人物の存在を明かす。やがて加賀谷は、恋人・美乃里が何者かに狙われたことを知り、苦渋の決断として、浦野へ捜査協力を依頼する。

原作小説「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」
原作小説「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」

「1作目の感想は僕もたくさんいただいたので、続編が決まって嬉しく思っております」と心境を吐露した千葉は「この作品は、成田くん無しでは成立しないので、また共演できることも大変嬉しいです。ありがたいことに1作目では顔が似ていると言われることが多かったのですが、2作目では一緒のシーンもたくさんあるので、お客様を混乱させないようにしたいと思います(笑)」と告白。「第1作目では、事件を追う刑事という役柄でしたが、今回はそのパーソナルな部分が深掘りされると思うので、第1作目を見てくださった方にも楽しんでいただける作品になれば、と思います。もちろん見ていない方にも楽しんでいただける内容にもなっております(笑)。といった感じで全方位全網羅して参りますので、よろしくお願い致します!」と意気込んでいる。

「2。わくわくします。まさか、2を。そして、自分がそれに出るとは」と驚く成田。「前作、全てを出し切った『スマホを落としただけなのに』を沢山の方にみていただいたという事でとても嬉しく思います。また皆様にゾクゾクしてもらえるよう、チーム一丸となり良い作品を作れるよう頑張ります!」と語ると、中田監督は「前作のラストでは、フィジカルにも心理的にも対決した千葉さん、成田さんですが、彼等には強固な共通点があり、どうしようもなく惹きつけ合う点もありました」と分析する。「続編ではこの2人の『奇妙なタッグ』を軸に物語が展開します。お2人に俳優としての個性と感覚をぶつけ合ってもらい、さらなる高みを目指したエンタテイメントを作り上げたいと思います」とコメントを寄せている。

スマホを落としただけなのに2(仮題)」は、2020年に全国東宝系で公開。

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