ピーター・ジャクソン率いる製作工房、「第9地区」のボードゲームを企画・開発
2019年4月3日 11:00

[映画.com ニュース] ピーター・ジャクソン監督率いるニュージーランドの製作工房Wetaワークショップが、2009年にサプライズヒットを記録した「第9地区」(ニール・ブロムカンプ監督)のボードゲームを企画・開発している。
「第9地区」は、異星人を難民として受け入れることになった南アフリカを舞台に、異星人と住民の対立を描くSFアクション。ジャクソン監督がプロデューサーを務め、エイリアンのデザインなどをWetaワークショップが手がけていた。
同ワークショップはこのほど、米クラウドファンディング大手のキックスターターで、「DISTRICT 9: THE BOARDGAME」と題したキャンペーンを開始。「第9地区」で描かれる最後の3日間を新たな視点から体験できる内容で、対象年齢は10歳以上、参加人数は2~4人で、ゲーム時間は90分から180分となっている。
コンセプトデザインと特殊効果が専門の制作工房である同ワークショップは、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズをはじめ「アバター」「エリジウム」などを担当。17年、同社初となるボードゲーム「GKR: Heavy Hitters」の資金調達をキックスターターで行っている。
なお、「DISTRICT 9: THE BOARDGAME」の調達目標額は15万ドルで、締め切りは4月16日(現地時間)。
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