長渕剛、20年ぶりにスクリーンへ! “愛と信念”を貫く主演映画「太陽の家」製作決定
2019年3月28日 14:30

[映画.com ニュース] 日本を代表するアーティスト・長渕剛が主演する映画「太陽の家」の製作が決定し、2020年に公開されることがわかった。長渕が映画に出演するのは、「英二」(黒土三男監督)以来20年ぶりのこと。デビュー40周年の節目に挑むテーマは“愛と信念”だ。
数々の名曲をリリースし、繊細な歌詞のなかに大切な人への愛をつづってきた長渕。活動の場は音楽だけにとどまらず、「とんぼ」「しゃぼん玉」といった主演ドラマが高視聴率をはじき出し、俳優としての地位を確立してきた。20年ぶりにスクリーン復帰を果たした本作では、神技的な腕を持つ大工の棟梁・川崎信吾役を熱演する。
普段はサングラスに強面風な川崎は、やんちゃで人情味の厚い男。年頃の娘、しっかり者の女房と幸せに暮らしていたが、好みの女性には少々弱い。いつものように弟子の入江たちと現場で仕事に励んでいるところ、保険会社の営業として働きながら、息子の龍生を育てるシングルマザー・池田芽衣が通りかかる。「俺が男にしてやる!」とばかりに、父親を知らずに育った龍生を気にかける川崎は、この親子のために家を作ろうと思い立つ。納得のいかない娘、妻、弟子たちを気にせず、家作りに没頭するのだが、やがて彼の目の前に龍生の父を名乗る人物が現れる。
メガホンをとるのは、「相棒」シリーズや「監査役 野崎修平」で知られる権野元監督。「20年ぶりの映画出演になる長渕剛さんとご一緒出来るとなり、最初の瞬間は緊張に膝が震えました。ですが実際お会いして、共に時間を過ごし、色々と綿密に様々な事を語り合っていく中で、確実にその震えは武者震いに変わっていきました」と振り返る権野監督。「その私が感じた強烈な長渕さんのエネルギーは、この『太陽の家』の重要な礎となっています。後は長渕さんを始めとする魅力的なキャスト、そしてスタッフと一丸となり、観客の皆さんの心を震わすべく、この『太陽の家』を丁寧に大胆に建ち上げるだけです。ご期待ください!」とコメントを寄せている。
「太陽の家」は、4月1日よりクランクイン。脚本は「桜田門外ノ変」「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」の江良至が担当している。20年に全国公開。
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