水谷豊監督作「轢き逃げ」新ポスター公開!邦画初ドルビーシネマ作品にも決定
2019年3月20日 06:00

[映画.com ニュース]「相棒」シリーズなどで知られる俳優・水谷豊の長編監督第2作「轢き逃げ 最高の最悪な日」のポスターが公開された。劇中のひき逃げ事件に巻き込まれていく7人の表情を正面からとらえており、「あなたはこの映画の罠に嵌る。」というコピーが予測できない展開を暗示させる。
地方都市で起きたひき逃げ事件を発端に、加害者、被害者だけでなく、事件に巻き込まれた人々の人生が複雑に絡み合い、それぞれの抱える心情、隠された思いが浮き彫りになっていく。オーディションで抜てきされた中山麻聖、石田法嗣が主演を務め、小林涼子、毎熊克哉、岸部一徳、檀ふみが共演。監督・脚本を務める水谷も出演している。
ポスター公開とあわせて、邦画初となるドルビーシネマ採用作品となることが発表された。映像技術「ドルビービジョン」と立体音響技術「ドルビーアトモス」を採用し、映画鑑賞に最適化されたシアターデザインと一体となって、作品の中にいるような没入感が楽しめる。日本においては、2018年11月に福岡のT・ジョイ博多にドルビーシネマがオープンし、続いて2019年ゴールデンウィークに埼玉のMOVIXさいたまにオープンする。
水谷監督は、本作でもタッグを組む会田正裕撮影監督がテスト用に撮ったHDR映像に衝撃を受けたという。HDRとはHigh Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略称であり、従来の映像より明るさの幅を表現できる技術。自身と同じく映像への驚きを多くの人へ届けたいと思うようになり、HDR技術を生かしたドルビーシネマでの上映が実現した。
念願がかない、水谷監督は「観客も、より集中できる環境で映画を楽しめるようになれば、感じ方がより複雑になり、生々しく心に響くのではないかと期待しています」と願いを込める。会田撮影監督は「今まで描き切れなかった深い暗部の表現をはじめ、作品世界に潜在的な幅を持たせることができるので、日常的な出来事を描いた本作には、非常にマッチしていると思います」と自信をにじませた。
「轢き逃げ 最高の最悪な日」は5月10日から全国公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】転職したら“死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る”…無限労働だった話
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画料金は高すぎる…!?
【そんな人に朗報】衝撃の価格破壊!! 2000円→750円になる“神・裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【時代が物語に追いついた】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

ヤバい映画みつけましたよ
【いた…凄まじくクレイジーな監督が…!】壮大VFXの映画をほぼ1人で製作、撮影に7年、完成に12年…
提供:Henge