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スパイク・リー監督の言葉が熱い!「ブラック・クランズマン」インタビュー映像公開

2019年3月20日 12:00

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62歳の誕生日を迎えたスパイク・リー監督(左)
62歳の誕生日を迎えたスパイク・リー監督(左)
(C)2018 FOCUS FEATURES LLC, ALL RIGHTS RESERVED.

[映画.com ニュース]第91回アカデミー賞で脚色賞を受賞した「ブラック・クランズマン」から、スパイク・リー監督のインタビュー映像が公開された。

本作は、1979年に黒人刑事が過激な白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)に潜入捜査した実話をつづったノンフィクション小説を、「マルコムX」「ドゥ・ザ・ライト・シング」のリー監督が映画化。KKKと電話でやり取りする黒人刑事ロン・ストールワースをジョン・デビッド・ワシントン、KKKと実際に接触する白人刑事フリップ・ジマーマンをアダム・ドライバーが演じている。

本日3月20日に62歳の誕生日を迎えたリー監督。第91回アカデミー賞では、壇上で「祖先の皆さんに、そしてこの国を作りあげたすべての人たちにここで賞賛を贈ります」と力強いスピーチを披露し、最後には自身の監督作「ドゥ・ザ・ライト・シング」のタイトルを用いて、「共に歴史を正しい方向に導いていこう。レッツ・ドゥ・ザ・ライト・シング!」と締めくくったことが記憶に新しい。

公開されたのは、米ロサンゼルスで開催された本作のプレミアに登壇した際の映像。リー監督は「ただの一つの作品だと思ってほしくない。見た人が映画館を出て、『これが歴史の一部なんだ』と感じてほしい。今私たちは、アメリカだけでなく世界的に大変な時期を迎えているから」と本作に込めた思いを熱弁する。

第71回カンヌ国際映画祭の記者会見でも、リー監督は「この映画は警鐘を鳴らすと思う。今まで我々は、事が起こっているにも関わらず、大丈夫と思い込み、ぼんやりと過ごしていた。今の状況はめちゃくちゃで、ウソが真実として吹聴されている。それがこの映画が描くことだ。批評家を含め誰が何と言おうと関係ない。我々はこの映画をもって歴史の正しい側に立っている」と熱い言葉を投げかけており、本作に込めた並々ならぬ思いが伝わってくる。

ブラック・クランズマン」は3月22日から全国公開。

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