2019年カンヌ映画祭、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が審査員長に
2019年3月1日 11:00
[映画.com ニュース]今年5月14日(現地時間)から開催の第72回カンヌ国際映画祭で、アカデミー賞受賞作「レヴェナント:蘇えりし者」などで知られるアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが審査員長を務めると映画祭事務局が発表した。
メキシコを代表する映画監督で、長編映画初監督作「アモーレス・ペロス」(00)が、カンヌ国際映画祭の批評家週間でグランプリを受賞。「バベル」(06)ではカンヌ国際映画祭の監督賞とエキュメニカル審査員賞を受賞。「BIUTIFUL ビューティフル」(2010)は同映画祭コンペティション部門に選出されている。「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(14)と「レヴェナント:蘇えりし者」(15)では2年連続でアカデミー賞監督賞を受賞した。
「私のキャリアの初めから、カンヌ映画祭は私にとって、重要な映画祭でした。今年、この映画祭に戻れることは名誉でうれしいことで、審査員長を務められることを大変誇りに思います」とコメントを寄せている。
2017年の第70回カンヌ映画祭では、最先端のVR技術を用い、撮影監督のエマニュエル・ルべツキとともに製作した映像作品とインスタレーション「CARNE Y ARENA, Virtually Present, Physically Invisible」を発表。同作はアカデミー賞特別業績賞を受賞した。
「レヴェナント:蘇えりし者」
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