「キャプテン・マーベル」は「楽しさ、驚き、感動が詰まった“新しい”映画」監督コンビが独自性語る
2019年3月1日 18:00

[映画.com ニュース] マーベル映画として初めて女性ヒーローが単独で主人公を務める「キャプテン・マーベル」が、3月15日から公開される。いまだ謎の多いストーリーやキャラクターについて、メガホンをとったアンナ・ボーデン、ライアン・フレック両監督が語った。
本作の舞台は、アベンジャーズが結成される以前の1995年。ひん死の重傷を負ってすべての記憶を失った代償に“規格外の強大な力”を得たキャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)は、クリー帝国の兵士として活躍していた。あるとき、ミッション中の事故により地球に不時着し、やがてアベンジャーズを結成することとなる若き日のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)と共に、自身の記憶に隠された真実に立ち向かっていく。
マーベル初の男女監督コンビとなったボーデンとフレックは、ライアン・ゴズリングが主演した「ハーフネルソン」などで共同監督・脚本を務めてきた。
ボーデン監督は、本作ならではの特色についてこう説明する。「今作のユニークな部分は、オリジンストーリーの要素を持っているところ。映画の冒頭からキャプテン・マーベルはすでにパワーを持っているヒーローとして登場して、それから彼女の過去を捜査していくの」。過去の謎とともにキャプテン・マーベルのルーツも明らかになっていくといい、「作品の構造自体もほかと異なっている部分がある。実際にいろいろ調査をしていく中でミステリーの要素もあるけれど、若いニック・フューリーが彼女と一緒に捜査をすることによって、バディのような、ロードムービー的な要素も少しある」とさまざまな要素があわさった本作の魅力を語る。
オスカー女優のブリー・ラーソンがキャプテン・マーベルを演じており、「アベンジャーズ エンドゲーム」(4月26日公開)での活躍も期待されている。「アベンジャーズ」シリーズを手がけるアンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ兄弟とは交流する機会もあったといい、フレック監督は「温かく歓迎してくださって、私たちにいろいろ質問を投げかけさせてくれた。実際に現場を案内してくれて、マーベル作品に携わる彼らの経験を聞くことができたんだ。監督している者同士ということで、別の観点を備えることができて、私たちにとって有益な時間になった」と、いい影響を受けたことを明かす。
ボーデン監督も「私たちは彼らの映画の大ファンなのよ。『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』は、私たちがすごく大好きな作品の一つだったの。彼らはとても温かかったわ。私たちが撮影を始める前に、彼らのセットに私たちを呼んで、いろいろ見せてくれて、プロセスについて話してくれたの」と協力に感謝する。
最後に、日本のマーベルファンへ向けて「とにかく日本の皆様にキャプテン・マーベルとしてブリー・ラーソンに出会ってもらえることにとてもワクワクしています。私たちは彼女から毎日インスピレーションを受けたので、皆様も彼女からインスピレーションを受けると思います」(ボーデン監督)、「楽しさがいっぱい詰まっていて、驚きも多いし、とても感動する作品になっている。マーベルファンとして特別で新しい経験をしてもらえると思う」(フレック監督)とそれぞれメッセージを送った。
「キャプテン・マーベル」は3月15日から全国公開。
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