「ボヘラプ」でオスカーに輝いたラミ・マレック新作「パピヨン」ビジュアル完成
2019年2月28日 07:00

[映画.com ニュース] 「パシフィック・リム」のチャーリー・ハナム、「ボヘミアン・ラプソディ」で第91回アカデミー賞の主演男優賞に輝いたラミ・マレックが共演し、“脱獄映画の金字塔”をリメイクする「パピヨン」が6月21日に公開されることがわかった。あわせてお披露目された日本版ビジュアルは、ハナムとマレックの横顔を鎖が取り巻くようなデザインとなっており、オリジナル版のポスターにオマージュが捧げられている。
作家アンリ・シャリエールの壮絶な実体験を、名匠フランクリン・J・シャフナーと、脚本家ダルトン・トランボのタッグにより映画化した「パピヨン(1973)」。スティーブ・マックィーンとダスティン・ホフマンが共演し、無実の罪を着せられた終身刑囚パピヨン(マックィーン)と偽札作りの天才ドガ(ホフマン)に芽生える熱い友情と、命をかけた脱獄劇が描かれ、大ヒットを記録した。
リメイク版のメガホンをとるのは、「氷の季節」が第31回東京国際映画祭で2冠を獲得したマイケル・ノアー監督。パピヨン役のハナム、ドガ役のマレックがバディを組み、物語に新たな命を吹き込む。
「パシフィック・リム」続編のオファーを断り、本作への出演を優先させたというハナムは「僕はマイケル・ノアー監督の大ファンで、ずっと一緒に仕事をする機会を熱望していた。それに、『パピヨン』は僕の青春時代にとって、非常に重要な作品だったんだ」と思い入れの深さを明かす。マレックが多忙により出演が危ぶまれた際には、「僕にとってラミ以外の選択肢はなかった」という強い思いからマレックに電話をかけたという。「(電話で)『ブラザー、やり抜こう! この映画を俺たちで実現させるんだ!』と言ったんだ。その時、僕らはお互いをよく知らなかったし、彼にとってはある種のプレッシャーだったと思う。でも、ありがたいことにラミは僕を受け入れてくれたんだ」と感謝を述べる。
一方のマレックも「『パピヨン』は僕に強い影響を与えた作品だったので、この物語のリメイクは非常に刺激的になると感じたんだ。新たな解釈をするには、十分な時が経っている」と愛着を語り、「僕はホフマンの解釈するルイ・ドガが好きだ。そして僕は、このキャラクターをもう少し尖らせ、脆さを抑えた。ドガを演じることは本当に楽しいことだった」と振り返った。
「パピヨン」は6月21日から、東京・TOHOシネマズシャンテほか全国で公開。なお4月中旬には、日本で長らく絶版となっていた原作本が、河出書房新社より文庫として復刊される予定だ。
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