【第91回アカデミー賞】賞レース牽引した「ROMA ローマ」が外国語映画賞受賞!
2019年2月25日 11:06

[映画.com ニュース]第91回アカデミー賞の授賞式が2月24日(現地時間)、米ハリウッドのドルビー・シアターで行われ、アルフォンソ・キュアロン監督によるNetflixの話題作「ROMA ローマ」が外国語映画賞を受賞した。なお、ノミネートされていた是枝裕和監督の「万引き家族」は受賞を逃した。
政治的混乱に揺れる1970年代のメキシコを舞台に、ある中産階級の家庭に訪れる激動の1年を家政婦の視点から描いたヒューマンドラマ。キュアロン監督が脚本、撮影も手掛け、自身の幼少期の体験を交えながら、心揺さぶる家族の愛の物語を美しいモノクロ映像で紡ぎ出した。
この日、撮影賞に続き2つめのオスカー像を手にしたキュアロン監督は、出演者のヤリッツァ・アパリシオクレオ、マリーナ・デ・タビラをはじめとするキャスト・スタッフへの感謝を述べたあと、「子どもの頃から外国語映画を見て育ちました。『市民ケーン』『羅生門』『ゴッド・ファーザー』『勝手にしやがれ』などです」「メキシコ、そして撮影地となったディタビーチに感謝します」と、これまで影響を受けた作品を挙げた。
第75回ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いた本作。第76回ゴールデングローブ賞で最優秀監督賞と最優秀外国語映画賞を獲得したほか、第72回英国アカデミー(BAFTA)賞の4部門で受賞するなど、賞レースを牽引してきた。そして、作品賞、監督賞を含む最多10部門へのノミネートを果たした第91回アカデミー賞の外国語映画賞でオスカーの栄光に輝いた。
「ROMA ローマ」は、Netflixで配信中。
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