セバスチャン・スタン、クリス・エバンスと交代 「The Devil All the Time」に主演
2019年2月21日 11:00
[映画.com ニュース] 米インディペンデント映画界で注目を集める若手監督アントニオ・カンポスによる話題の新作「The Devil All the Time(原題)」の主演が、クリス・エバンスからセバスチャン・スタンに交代となった。米Deadlineが独占で報じている。
トム・ホランド、ロバート・パティンソン、ミア・ワシコウスカ、ビル・スカルスガルトら豪華俳優陣による競演で話題を呼んでいる本作は、53歳で小説家デビューした米新進作家ドナルド・レイ・ポロックが2011年に発表した同名長編小説を映画化するもので、舞台となるのは米オハイオ州の田舎町。がんに侵され余命わずかな愛妻を何としても救おうと、いけにえを伴う禁断の儀式に手を染めていく主人公ウィラードと、いじめられっ子から暴力的な大人へと成長した息子アルヴィン(ホランド)のラッセル親子を中心に、不正にまみれた地元の悪徳保安官と警察の追跡から逃れるべく奔走する罪深き神父、次なる獲物を探して旅を続ける連続殺人鬼の夫婦をめぐる3つの物語が、20年という歳月のなかで描かれる。
俳優のジェイク・ギレンホールが自身の製作会社ナイン・ストーリーズ・プロダクションを通してパートナーのリバ・マーカーと共にプロデュースにあたり、カンポス監督が自ら脚色を手がける。スタンはエバンスに代わり、悪徳保安官役を演じることになるようだ。
エバンスはこのほど、アントワン・フークア監督がメガホンをとる米パラマウント・ピクチャーズの新作「Infinite(原題)」の主演に決まったのに加えて、主演と制作総指揮を兼ねる米アップルの新ドラマ「Defending Jacob(原題)」の撮影がまもなくスタート。さらに「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン監督がメガホンをとるダニエル・クレイグ主演の新作ミステリー「Knives Out(原題)」への出演も控えているとあり、スケジュール調整が困難になったための降板とみられている。
「キャプテン・アメリカ」や「アベンジャーズ」などの人気マーベルシリーズで、エバンス扮するキャプテン・アメリカの親友ウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズ役を演じてきたスタンは、ファン待望のシリーズ完結編「アベンジャーズ エンドゲーム」(4月26日から全国公開)で同役としてエバンスと最後の共演を果たす。
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