人類史上、最悪の実験が始まる 「パージ」シリーズ最新作、6月公開決定
2019年2月15日 20:00

[映画.com ニュース] 1年にひと晩だけすべての犯罪が合法化される法律がもたらす恐怖を描き、全世界興行収入450億円を突破した「パージ」シリーズの最新作が、「パージ:エクスペリメント」の邦題で6月に日本公開されることが決定した。法律が成立するきっかけとなった“前日譚”を描いており、ニューヨーク州のスタテン島を舞台に、人類史上最悪の実験が始まる。
“ホラー映画の工場”と称されるブラムハウス・プロダクションが創出した「パージ」シリーズ。1年にひと晩(12時間)だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる“パージ法”が施行されたアメリカで、市民同士が殺し合うという斬新な設定が人気を博した。「パージ:アナーキー」「パージ:大統領令」と続編が製作され、全10話のテレビシリーズ「ザ・パージ」も放送された。
「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイと、「パラノーマル・アクティビティ」「ゲット・アウト」のジェイソン・ブラムが引き続き製作を手がけ、シリーズ第1作で監督だったジェームズ・デモナコが脚本を執筆。メガホンは、「フルートベール駅で」のジェラード・マクマリーがとった。そして主演は、新人のイラン・ノエルが大抜てき。共演には「スパイダーマン ホームカミング」などのマリサ・トメイらが名を連ねている。
経済が崩壊し“建国の父”を名乗る新政党NFFAが政権を握るアメリカ。政党とメイ・アップデール博士(トメイ)は、犯罪率を1%以下に抑えるため、ある施策を考案した。それは、1年にひと晩だけ全ての犯罪が合法となるパージ法だ。全国での適用を前に、ニューヨークのスタテン島内だけで実験を行うことも決定。当日、島に残るギャングのボス、ディミトリー(ノエル)は、愛する人を守るため戦うことを決意する。
「パージ:エクスペリメント」は、6月から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。
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