クルー全員元死刑囚! R・パティンソン主演のSFスリラー「ハイ・ライフ」4月19日公開
2019年1月31日 08:00

[映画.com ニュース]「ショコラ」などで知られる仏女性監督クレール・ドニの最新作「High-Life」が「ハイ・ライフ」の邦題で、4月19日公開する。
ドニ監督にとって初のSF作品で、初の英語劇。「トワイライト」から注目していたというロバート・パティンソンを主演に抜擢し、パティンソンミステリアスな主人公モンテを演じる。また謎の科学者・ディブス医師には、フランスを代表する国際女優であるジュリエット・ビノシュ。衝撃的なエロティックシーンを熱演したことでも話題となった。その他の「サスペリア」も話題のミア・ゴスが重要な役どころを演じている。
宇宙船内という、“密室”で繰り広げられる、嫉妬、怒り、欲望と様々な人間模様がサスペンスフルに描かれる本作は、昨年のトロント映画祭2018GALAS部門でプレミア上映され、大絶賛とブーイングが同時に巻き起こった。批評家からは絶賛を浴び、配給会社「A24」が全米配給権を獲得。現代美術家のオラファー・エリアソンがコンサルタントを務め、バートラム・シュトラウスによるプロダクションデザインは、斬新だがレトロな雰囲気を感じさせ、往年の名作SF映画へのオマージュを感じさせる。
物語の舞台は近未来。太陽系をはるかに超えて、漆黒の宇宙に突き進んでいく一隻の宇宙船「7」。その乗組員であるモンテ(ロバート・パティンソン)や、彼の幼馴染の少女ボイジー(ミア・ゴス)など、9人のクルー全員が実は元死刑囚であった。彼らは、同乗している美しき科学者・ディブス医師(ジュリエット・ビノシュ)による、ある実験に参加することで過去の重犯罪から免れるが、地球へ帰る保証のない旅路を選んだのだった。そんな中、目的地であるブラックホールが近づいてくる。
「ハイ・ライフ」は、4月19日ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。
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