神谷明、20年ぶり「シティーハンター」は「ベストのリョウちゃん」 “久々もっこり”に歓声
2019年1月29日 21:30

[映画.com ニュース]1980~90年代にテレビ放送された人気アニメ「シティーハンター」の約20年ぶりの新作となる「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」の完成披露試写会が1月29日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた。テレビアニメ版から続投するキャストの神谷明、伊倉一恵、一龍斎春水、小山茉美、ゲスト声優を務めた飯豊まりえ、徳井義実(チュートリアル)、原作者の北条司氏、こだま兼嗣総監督が出席した。
主人公・冴羽リョウ役の神谷は、開口一番「本日はようこそいらっしゃいました! 最後まで“もっこり”楽しんでいただければと思います!」とリョウの代名詞“もっこり”を交えて挨拶。客席から大歓声があがると、「今思いました! 香もこれだけ優しければなあ~」とサービストークを繰り広げた。さらに、20年ぶりにリョウを演じた思いを「実は、一昨年の10月末くらいにオファーをいただいたんです。びっくりするのとうれしいのと。あとはやっぱり、『当時のように表現することができるだろうか』という不安が襲ってきまして。でもやっぱりうれしさが勝って、お返事申し上げた」と明かし、「1年かけて、今できるベストのリョウちゃん作りました」と胸を張った。
一方、槇村香役の伊倉は「最初は心配がありました。絵は変わらないのに、(声優陣は)順調に歳をとっていますので(笑)。でもスタジオに行って、みんなの顔を見たら『大丈夫かも』みたいになって。思いきり暴れさせていただきました」と満足げに振り返り、「久しぶりにハンマーを持って、振り回せたのが楽しい出来事でした。なんとか振り回しているので、お楽しみに」と呼びかけた。
美樹役の小山は、「今日、実はファルコンが風邪をひきまして。キャッツアイに置いてきました」と、登壇を予定していた海坊主役の玄田哲章が欠席となったことを報告。野上冴子役の一龍斎は、「私は、冴子の役が大好きで身の周りに男性がいると……」と役への思いを述べ、「ねえ?」と色気たっぷりに冴子を演じてみせる。すかさす徳井が「もっこりしますね~。声の艶が!」と興奮すると、笑いが沸き起こっていた。
また、声優初挑戦の飯豊を神谷が「まりえちゃんがすごく良い」と絶賛する一幕も。神谷が「21歳の感性とナイーブさ。それから彼女の持っているかわいらしさ。さらに演技は抜群です! 素晴らしいです」とべた褒めすると、飯豊は「ありがとうございます」と大照れしていた。
20年ぶりに復活を果たし、終始熱量の高い場内。原作者の北条氏も「待たせたね」と笑みをこぼし、「今回の作品はファンへの恩返しということがあります」と今作への思いを熱く語る。そのうえで、「(20年前と)何にも変わらない。これは『シティーハンター』です。昔のファンへのお礼というのが第1なので、昔のままの『シティーハンター』。満足していただけるのではないか」と太鼓判を押した。
現代の新宿を舞台にオリジナルストーリーを描く「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」は、2月8日から公開。
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