「トイ・ストーリー3」「リメンバー・ミー」のリー・アンクリッチ監督、ピクサー退社
2019年1月23日 13:00
[映画.com ニュース] 「トイ・ストーリー3」「リメンバー・ミー」などを手がけたリー・アンクリッチ監督が、ピクサーを退社することを表明した。本人がピクサーの社員向けに発表した声明によれば、他のアニメスタジオに移籍するのではなく「これまでないがしろにしてきた家族とゆっくり時間を過ごすこと、これまでずっと棚上げしていた興味を追求する」ことが目的だという。
アンクリッチ監督は1994年、ピクサーの第1作「トイ・ストーリー」に映像編集者として参加。その後、「トイ・ストーリー2」「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」で共同監督を務めてから、「トイ・ストーリー3」で監督デビューを飾った。自身のアイデアをもとにした「リメンバー・ミー」は、アカデミー賞長編アニメ賞と主題歌賞の2冠に輝いている。
ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるピート・ドクター監督(「モンスターズ・インク」「インサイド・ヘッド」)は、「彼は僕ら新米の映画作家たちに演出、構図、編集を教えてくれました」と謝意。一方、アンクリッチ監督も、「ピクサーで働くことの最大のデメリットは、『ピクサー最新作』をまったく何も知らない状態で見られないことだと、僕はよく答えます。僕がその機会を得るまでまだ数年かかりますが、そのときを心待ちにしています」とエールを送っている。
「リメンバー・ミー」
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