「時間が好転する風を吹かせる」 深川栄洋監督がスカート・澤部渡の主題歌を絶賛
2019年1月19日 15:30

[映画.com ニュース] 大泉洋が主演し、豊かな食材がつなぐ人々のきずなを描いた北海道シリーズ第3弾「そらのレストラン」のイベントが1月19日、東京・日比谷のHMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEで行われ、深川栄洋監督、主題歌と挿入歌を手がけた「スカート」の澤部渡が出席。今作における楽曲の重要性について、2人がトークを繰り広げた。
北海道・せたな町の海が見える牧場を舞台に、チーズ工房を営む亘理(大泉)が、大切な家族や仲間とともに1日限りのレストラン開店を目指す物語を描く。深川監督は、「今作が何かが起きたり、アクションがあるわけでもないため、映画をガラッと変える劇中曲が必要だと思った」と振り返った。
そこで、映画「PARKS パークス」(橋本愛&永野芽郁&染谷将太が共演)の劇中曲などを手がけたスカートが、「耳にとまった」という。「『PARKS』を拝見していたため、澤部さんの楽曲は頭のなかに入っていた。それを思い返して、積み重ねたものを一瞬で変える力がある、時間が好転する風を吹かせる人だと思い、お会いして僕らの考えをお伝えさせていただいた」と明かし、「映画における音楽はすごく力を持っている。それを、今回は借りるというのが狙いでした」と語った。
そんな言葉を、感激しきりで聞き入っていた澤部は「時間を好転させるという言葉はすごく印象的で、かなり意識しましたね」と表情をほころばせる。その後、主題歌「君がいるなら」と挿入歌「花束にかえて」を生披露することに。包み込むような余韻が残る歌声と、アコースティックギターの弦がしっとりと踊る音が、店内に響き渡っていた。
また今作は、大泉や岡田将生らによる芝居のアンサンブルも見どころ。深川監督は「男たちが部室のように会話しているワチャワチャした物語、というのが今回のコンセプト。カメラも人物に介入するのではなく、見守っていく感じ。撮影中、芝居がうまくいかなくても、止めずにそのまま続けてもらった。その積み重ねが、映画のリズムを生んでいる」といい、「大泉さんの『TEAM NACS』とあり方が似ていて、だから相性がいいのかな、とも思った」と分析していた。
「そらのレストラン」は、1月25日から全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ