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命がけでISと戦ったクルド人女性武装部隊が歌う「バハールの涙」本編映像

2019年1月18日 14:00

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画像1(C)2018 - Maneki Films - Wild Bunch - Arches Films - Gapbusters - 20 Steps Productions - RTBF (Television belge)

[映画.com ニュース]「パターソン」のゴルシフテ・ファラハニが、捕虜となった息子の救出のためISと戦うこととなったクルド人女性を演じるドラマ「バハールの涙」で、ルド人女性武装部隊“太陽の女たち”のメンバーが戦場で歌うシーンが公開された。

エバ・ウッソン監督が、自らクルド人自治区に入り、女性戦闘員たちの取材を基に撮り上げた。2018年ノーベル平和賞を受賞した、自らも性暴力の被害者として、その実態を世界に訴え続けるシンジャル出身・ヤズディ教徒のナディア・ムラドさんと境遇を同じくし、ひるまず立ち上がりISと戦うクルド人女性の生き様を描く。

このほど公開された映像では、肉親を殺されたり、レイプの被害者など、心に深い傷を負った女性で構成されたクルド人女性武装部隊“太陽の女たち”のメンバーが力強く、「母乳は赤く染まり私たちの死が命を産むだろう」と歌う一場面。悲劇に負けず、ISに立ち向かう強い信念を感じさせるシーンだ。

弁護士のババールは夫と息子と幸せな生活を送っていたが、ある日クルド人自治区の町でISの襲撃を受ける。襲撃により、男性は皆殺しとなり、バハールの息子は人質としてISの手に渡ってしまう。その悲劇から数カ月後、バハールはクルド人女性武装部隊のリーダーとして戦いの最前線にいた。そんなバハールの姿を、同じく小さな娘と離れ、戦地で取材を続ける片眼の戦場記者マチルドの目を通して映す。

バハールの涙」は、1月19日新宿ピカデリーほか、全国で公開。

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