「キャプテン・マーベル」は“独特な存在” 新たなヒーロー像を監督らが解説!
2019年1月16日 18:00

[映画.com ニュース] マーベル映画として初めて女性ヒーローを主人公にした「キャプテン・マーベル」が、3月15日から公開される。シリーズ完結編「アベンジャーズ エンドゲーム」(4月26日公開)での活躍も期待されるキャプテン・マーベルについて、監督などのコメントから謎の多いキャラクター像を探る。
「キャプテン・マーベル」の舞台は、アベンジャーズが結成されるよりも前の1990年代。突然地球に降ってきたキャプテン・マーベルは、特殊なパワーの持ち主だが、過去の記憶を失っていた。身に覚えのない“記憶”のフラッシュバックに常に悩まされ、その記憶に隠された秘密を解き明かそうとする。2015年に「ルーム」でアカデミー賞主演女優賞を獲得したブリー・ラーソンがキャプテン・マーベルを演じるほか、ジュード・ロウ、サミュエル・L・ジャクソンらが共演する。
メガホンをとったアンナ・ボーデンとライアン・フレックの2人は、マーベル初の男女監督コンビ。ボーデン監督は重圧を吐露する一方で、「キャラクターやストーリーについて気にかけている観客を満足させたいと常に思っているの。彼らの“こうであるべきだ”という期待に応えたいし、そういった作品への熱量や誠実さ、そして楽しさに関して、期待に応えられるものを届けたいと思っているわ」と意気込みを語る。フレック監督も「新しく、新鮮だと感じられるものにしたいと思っているよ」と、作り手としてのこだわりを語る。
そんな2人について、本作のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるジョナサン・シュワルツは「彼らはインディペンデント映画の世界からやってきた。その経験から、キャラクター性やキャストの演技について素晴らしい考え方を持っていた。それに、これらのキャラクターの要素を探っていくときに、自分たちが何を求めているかとても把握していたんだ。映画全体を通して、彼らの成長がどう描かれるかについてもね」とその手腕に称賛を送っている。
また、ボーデン監督はキャプテン・マーベルのキャラクター像について「この作品を見る皆さんは、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の中でもすごく重要で新しいキャラクターと出会うことになると思う」と手応えをにじませ、「彼女はこれまでのヒーローたちとはまったく違う新たなキャラクターであり、彼女そのものがとても独特な存在なの。そんな彼女が、観客の皆さんと一緒に自分探しの旅に出るのです」とストーリーに触れる。
プロデューサーであるジョナサン・シュワルツは、今後控える「アベンジャーズ エンドゲーム」を見据えて「本作と『アベンジャーズ エンドゲーム』までには、明らかに時代のギャップがある。彼女がどうやってそこに関わっていくのかは、この映画の中で語ることになるはずだよ」と言及した。
「キャプテン・マーベル」は3月15日から全国公開。
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