「十二人の死にたい子どもたち」“最後のひとり”は橋本環奈! 苦悩する人気女優役に
2018年12月23日 16:00

[映画.com ニュース] 女優の橋本環奈が、ベストセラー作家・冲方丁氏の小説を映画化する「十二人の死にたい子どもたち」に出演していることが判明した。橋本が演じているのは、その正体を巡ってSNS上で白熱の推理合戦が繰り広げられていた“4番”のリョウコ。自らを“大人たちに作られた虚像”であると信じ、葛藤を抱える人気女優(芸名:秋川莉胡)という役どころだ。
冲方氏が2016年に発表した同名小説を、堤幸彦監督のメガホン、岸田國士戯曲賞受賞経歴を持つ劇作家・倉持裕の脚本で実写化。集団安楽死を成し遂げるべく、12人の未成年が廃病院に集った。彼らの目の前に現れたのは、「死に方、タイミングが12人全員一致すること」というルールの違反を示す、“13人目の生温かい死体”だった。やがて12人の死にたい理由が判明するとともに、同時進行で犯人探しが行われていく。
既に出演が発表されていたのは、杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜といった“若手オールスター”に加え、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗といったブレイク必至の注目株。キャスト情報と同タイミングでワーナーブラザースジャパン公式Twitterに投稿された特報映像は24時間で600万再生を突破し、「銀魂2 掟は破るためにこそある」「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」を超え、18年度のワーナー作品における再生数1位を記録(ワーナー調べ)。公式Youtubeにアップされた新たな予告編は24時間で100万回再生され、中国でも字幕なしの映像にも関わらず、200万回も視聴された。

マスクとニット帽で顔を隠し、ひときわ異様な雰囲気を醸し出していた“4番”のリョウコ。橋本は「作られた人間よ! 大勢の大人が時間とお金をかけて作った商品よ!」という衝撃手なセリフもある同役について「大人に囲まれて、言われるままっていうのが、わかるようでわからないというか。映画の中では、やっぱり女優っていうお仕事であったりとか、“秋川莉胡”としての見せ方として、やっぱり“秋川莉胡”のイメージが先行しちゃうっていうのもあると思うので、そういった悩みであったりをリョウコ自身は抱えていたんだろうなっていうことを深く考えてみたときに、全然自分にはない感覚が生まれてきた気がします」と語っている。
また、同世代の俳優たちとの共演について「めちゃめちゃ刺激受けました」と告白。「ひとりが成長すると、相乗効果がすごくて、それこそ、同世代で集まることによって、そういった化学反応みたいなものが生まれてくるのを、堤さんが予想していたとするならば、怖いです(笑)。たとえばシンジロウ(新田)が泣くシーンで、台本には泣くって書いてないのに、全員が泣いちゃったりとか、感情も感染していきました」とコメントを寄せている。
「十二人の死にたい子どもたち」は、19年1月25日から公開。
(C)2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
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