ブレイクした自称“シンデレラおじさん”小手伸也が絶賛! 長澤まさみの弟子役・織田梨沙の魅力
2018年12月20日 09:00
[映画.com ニュース] 長澤まさみ&東出昌大&小日向文世が共演したドラマを映画化する「コンフィデンスマンJP」のファンミーティングが12月19日、東京・台場のフジテレビマルチシアターで行われ、出演した小手伸也、本イベントで映画版への参戦が発表された織田梨沙、メガホンをとった田中亮監督が登壇した。
映画「キサラギ」やドラマ「リーガル・ハイ」などで知られる古沢良太氏が脚本を担当し好評を得た月9ドラマを映画化。香港を舞台に、天才的な知能を持つがどこか抜けているダー子(長澤)、お人好しのボクちゃん(東出)、百戦錬磨のベテラン・リチャード(小日向)という、3人の信用詐欺師たちをめぐる奇想天外な物語を紡ぐ。
この日は「子猫ちゃんたちの集い 忘年会編」と銘打たれ、会場につめかけたファンと交流。謎の男・五十嵐役で人気を集めた小手は、おなじみのイケボ(イケメンボイス)で「どうも皆さん、五十嵐です。この衣装も久しぶりで、若干ズボンのサイズが……」とおなか回りを眺め、「スリムな五十嵐を目指します」と宣言し会場を沸かせた。本作でブレイクし、月9ドラマ「SUITS/スーツ」にも出演した小手は大忙しだった2018年を振り返り、「『コンフィデンスマン』が6月に終わってからドラマ4本、CM3本、バラエティ番組17本に出演して、去年までとは考えられない動きをしまして。他のドラマでもSNS上で『五十嵐だ』って言われて、本当に『コンフィデンスマン』の風評被害ですよ」と、本作の人気ぶりと影響力の強さを実感した様子で、笑みを浮かべた。
そして、100人を超えるオーディションでダー子の弟子・モナコ役を勝ち取った織田が登場。オーディション映像や、モナコの登場シーンの劇中映像が初公開された。織田の起用理由について、田中監督は「エチュード(即興芝居)で、お芝居に対する反射神経がずば抜けて素晴らしいなと思って、そこからくぎ付けになって。コンフィデンスマンたちの中にも入っても、素晴らしい掛け合いをしてくれると思いました」とべた褒めだった。
さらに、小手は「織田さんは(長澤、東出、小日向の)3人にすぐ溶け込んじゃって、俺に対して3人と同じいじり方をしてくるんですよ」と被害を訴えながらも、「お芝居を楽しめる方で、一緒に楽しくできた」と絶賛。そして、「本当のシンデレラガールが出てきてしまった以上、シンデレラおじさんの俺の立場が危うく……」と悲しそうに明かし、織田を大笑いさせていた。
「コンフィデンスマンJP」は、19年5月17日から全国で公開。
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