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邦画史上初の試み!斎藤工主演「麻雀放浪記2020」はiPhone20台を駆使して全編撮影

2018年12月15日 06:00

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回転寿司の皿の上にiPhone!
回転寿司の皿の上にiPhone!
(C)2019「麻雀放浪記2020」製作委員会

[映画.com ニュース] 俳優・斎藤工白石和彌監督がタッグを組む映画「麻雀放浪記2020」で“邦画史上初”の撮影手法がとられていたことが判明した。その驚がくの手法とは、全編の撮影を常時20台のiPhoneを駆使して行ったというもの。白石監督は「麻雀放浪記の焼け野原から舞台を2020年に移して世界観を一変させるために今回は全編iPhoneで撮影しました。変に肩に力も入らず軽快に撮影出来ただけでなく、この狂った世界を表現するのに最高のガジェットだったと思います」と大満足の様子だ。

阿佐田哲也氏の累計発行部数250万部を超えるベストセラー小説「麻雀放浪記」を原案とした本作は、新たな世界大戦が勃発し、東京オリンピックが中止になった2020年が舞台。1945年の戦後からタイムスリップしてきた坊や哲(斎藤)は驚きの世界を目の当たりにし、思わぬ状況で立ちはだかるゲーム“麻雀”で死闘を繰り広げることになる。

本作の撮影手法は、全編iPhoneで撮影された映画「タンジェリン」(ショーン・ベイカー監督)の画期的な映像表現に感銘を受けたプロデューサー、以前からiPhoneによる映画製作を切望していた白石監督の思いが合致したことで採用された。通常の映画用機材よりもはるかに小型なiPhoneを使用することで、演者とカメラの距離は物理的にも心理的にも縮まり、その機動力を最大限活かして躍動感あふれる映像を収めることに成功。また、iPhoneでの映画製作に適したアプリ「FiLMiC Pro」をメーカーの協力のもと、本作のためにチューンナップしている。

「昭和をiPhoneで撮るという撮影スタイルに、良い意味の違和感がありました」と振り返る斎藤。「僕の憧れである、昭和の戦後の衰退しながらもどこか生命エネルギーを感じるような時代を、その対比である現代のiPhoneの機動力を使って撮影していくという行為がとても面白かったです」と話すと、お披露目されたメイキング写真に言及する。「回転寿司のお皿の上にiPhoneが乗っている寿司アングルは、世界初じゃないかなと思います(笑)」と語っている。

撮影を担当した馬場元は「撮影時のカメラアングルについては、小型カメラならではの特性を生かした大胆なポジションに挑戦しています。回転寿司のレーン上にカメラを設置して移動ショットを撮影したり、お芝居をしている斎藤工さんに収録中のカメラを手渡ししてしまうなんてこともありました」と述懐。「iPhoneにオプションを装着して業務用カメラ風に変身させてしまうことも出来ましたが、多少の不便があっても必要最小限とどめ、普段iPhoneで撮影するようなシンプルな感じを失わないよう心掛けました」とコメントを寄せている。

麻雀放浪記2020」は、19年4月5日から全国で公開。

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