安田顕、母への愛情たっぷりの息子を熱演!「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」予告公開
2018年11月19日 12:00

[映画.com ニュース] 安田顕と倍賞美津子が親子役で共演する映画「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」の予告編とポスターが公開された。予告編では、「BEGIN」が今作のために書き下ろした主題歌にのせ、母への強すぎる愛情がつまった場面がユーモラスに展開される。
2013年にWEBマガジン「くらげバンチ」で連載がスタートし、500万PVを達成した宮川サトシ氏の人気エッセイ漫画が原作。宮川氏の実体験に基づき、がんになった母との最期の日々から葬儀、そしてその後の人生が描かれる。映画では、「日日是好日」「タロウのバカ」など話題作が続く大森立嗣監督がメガホンをとり、安田と倍賞のほか、松下奈緒、村上淳、石橋蓮司といった実力派キャストが顔をそろえた。
頼りないが優しい息子サトシ(安田)と、明るくてパワフルな母・明子(倍賞)。幸せに満ちた親子の日常は、母への突然のがん宣告によって徐々に変化していく。サトシは恋人・真里(松下)に励まされながら母のために奔走するが、やがて訪れる別れの日。それから1年後、ようやく新しい人生のスタートを切ったサトシのもとに、天国の母から想像をはるかに超えたプレゼントが届く。
予告編は、親子のコミカルでほほえましい日々を活写。しかし、母へのがん宣告を受け、サトシの脳裏には大切な思い出がフラッシュバックし、改めて母の大きな愛情をかみしめる。「俺がいるから大丈夫だよ!」というサトシの力強い言葉を皮切りに、母のためにできることを探して奮闘する姿や、母の死後に届いた贈り物を前に号泣する様子などが、あたたかく切り取られている。
親子愛を丁寧に描き出す今作の主題歌は、世代を超えて多くの人々に愛されてきた「BEGIN」の「君の歌はワルツ」に決定。メンバーの島袋優は「実は僕も母親を亡くしてて、あの時こうすれば良かった、もっとできたんじゃないかっていう胸の葛藤やいろんな感情が入り混じった時期が長くあった」と心情を吐露し、「今回の楽曲は来年も再来年もこの先いつ聞いても、同じ感覚で聞けるような曲になったらいいなと思って、奇をてらわずストレートに書きました」と、楽曲にこめた思いを語った。
「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」は、19年2月22日から全国で順次公開。
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