クイーン「ウィ・ウィル・ロック・ユー」誕生の瞬間!応援上映も決定
2018年10月30日 16:00

[映画.com ニュース] 世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカル、フレディ・マーキュリーの半生を映画化した「ボヘミアン・ラプソディ」の本編映像が公開された。名曲「ウィ・ウィル・ロック・ユー」誕生の瞬間を収めており、ファンを大切に思う気持ちから同曲が完成したことがうかがえる。
ギターのブライアン・メイの手により作られたこの曲は、マーキュリー作詞・作曲の「伝説のチャンピオン」と並び、現在に至るまで世界中のスポーツ・イベントなどで幅広く使用されている。
スタジオでマーキュリーが来るのを待つメイ(グウィリム・リー)、ロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)、ジョン・ディーコン(ジョセフ・マッゼロ)。するとメイは、テイラーとディーコンをステージ上に呼び、ドンドンと足踏みで2拍のリズムをとるように促す。そして「3拍目は拍手を」の指示を出し、全員で聞き覚えのあるリズムを刻み出す。
その様子を見ていたマーキュリー(ラミ・マレック)が「何なんだ?」とメンバーに近づくと、ブライアンは「観客に曲に参加してもらう。何ができる? 想像しろ、大勢の人が同時にやるんだ」と、リズムを刻みながらマーキュリーに問いかける。するとマーキュリーはひらめいたかのように「歌詞は?」と聞き、スタジオ内の全員での足踏みから迫力のライブシーンへ突入していく。メイ本人は過去のインタビューで「観客が参加できるような曲を書きたいと思っていた」と制作意図を語っており、今回解禁された本編の中でもその様子を垣間見ることができる。
本編映像公開にあわせて、公開前日の11月8日に本作を大迫力の音響システムで体感できる前夜特別上映会が決定した。公開初日の11月9日には、応援上映の開催も決まっており、実施劇場などは後日公式サイトで発表される。
「ボヘミアン・ラプソディ」は11月9日から全国で公開。
(C)2018 Twentieth Century Fox
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