“AVの帝王”村西とおるのドキュメンタリー完成 「人類が見たことのない映像を撮りたい」
2018年10月13日 11:00
[映画.com ニュース]前科7犯、借金50億円を抱え「AVの帝王」の異名を持つ村西とおる氏のドキュメンタリー「M 村西とおる狂熱の日々」(片嶋一貴監督)の東京プレミアイベントが10月12日、都内で開催され、村西氏がトークショーを行った。
映画は、1996年に北海道で撮影を行ったVシネマ「北の国から 愛の旅路」の製作の舞台裏に肉迫し、現在の村西氏本人と支持者のインタビューを交えたもの。
この日はキャンセル待ちも出るなど、村西氏の熱烈なファンが約300席を埋めつくし、会場は熱気に包まれた。村西氏はお色気を交えたトークで観客を盛り上げ、「前科7犯に声かけられたことないでしょ、お嬢様」と軽妙な話術で数少ない女性客の緊張も解いていた。
観客から、これからどんなエロスを追求するのかと問われると、「人類が見たことのない映像を撮り続けたい」と意気込み、「性器そのものはスケベではない」「例えば知的レベルの高い女性が阿鼻叫喚を見せるところにドキドキする」と“落差”にエロスがあると説いた。
ベータテープ120本にも及ぶ素材を扱った片嶋監督は「この面白さを編集でなくさないよう気をつけた。特にラストシーンが好きです。編集の数カ月は至福の時間でした」と振り返った。また、作家の西村賢太氏、代々木忠監督も登壇。村西氏の破天荒な現場が映し出される本作を鑑賞した代々木監督は、「あなたと関わり合いを持たなくて良かった」と冗談めかして感想を語った。
「M 村西とおる狂熱の日々」は2019年春公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】本当に放送していいのか…!?不適切報道か否か?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【死を迎える時、どんな最期を選びますか?】“人生の終わり”と“生きる喜び”描く、珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
開始20分で“涙腺決壊”
【激しく、心を揺さぶる超良作だった…!】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれる!
提供:ディズニー