三上博史14年ぶりに映画主演!宅間孝行監督作でラブホテル舞台の密室群像劇
2018年10月4日 10:00

[映画.com ニュース] 俳優の三上博史が、宅間孝行監督がメガホンをとった「LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て」で、「予言」(鶴田法男監督)以来約14年ぶりに映画主演を果たしていることがわかった。
「私をスキーに連れてって」(馬場康夫監督)、「遠き落日」(神山征二郎監督)、「スワロウテイル」(岩井俊二監督)、「パラサイト・イヴ」(落合正幸監督)、「月の砂漠」(青山真治監督)など、1980年代~2000年代前半に日本映画界を牽引し続けてきた三上が、宅間監督の意欲作で“座長”を務めた。
宅間監督とタッグを組んだ三上は、「この作品は、ご自身が俳優でもある宅間孝行さんが脚本、監督をされたことで成立できた作品だと思います。宅間さんは、俳優の生態をよく知っている。俳優のバカさ、かわいさ、ずるさ、脆さ、強さ、しぶとさ、覚悟。そして、それらをどのように発揮させれば作品がよくなるかわかっていらっしゃる」と全幅の信頼を寄せる。共演陣とも強固な関係を構築できたようで、「だからこそ、そんな痺れるような長い長~い長回しの撮影の瞬間に、ぼくらの魂の“何か”が映っているはずです。どうか皆さんがその“何か”を発見し、楽しんでくださいますように心から願っています」とコメントを寄せている。

一方の宅間監督は、「トンがってる日本映画あるじゃねえか。日本の人たちにも、日本以外の国の人たちにもそう言わせたい。この映画はそんな思いの結晶です」と胸中を告白。さらに、「優しい気持ちになれる作品をつくってきた自分の、そんな新作を期待していた方々すいません。この映画の登場人物は、全員クソ野郎です。ぜひご期待いただきたい」と煽っている。
物語の舞台は、歌舞伎町のラブホテル。三上扮する警察官の間宮はビデオカメラをセットし、勤務中にもかかわらずデリヘル嬢の麗華とお楽しみ中。そこへ間宮の妻で婦警の詩織が踏み込んできたため、取り乱した間宮は麗華を銃で撃ち、死体処理のためにヤクの売人ウォンが呼ばれる。さらに麗華を探すデリヘルのマネージャー・小泉も現れる……。登場人物全員が弱みを握られ、かつ、弱みを握っているという状況下でそれぞれの思惑と立場が交錯し、物語は一気に転がっていく。
なお、今作には酒井若菜、波岡一喜、三浦萌、柴田理恵、阿部力らが出演し、脇を固めている。
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