中条あやみが魔法少女に！　佐野勇斗とハロウィンコスプレ

累計発行部数145万部を記録した那波マオ氏の人気コミックを、「ヒロイン失格」「未成年だけどコドモじゃない」の英勉監督が映画化。中条が演じる学校一の美少女・色葉と、佐野が扮するオタク男子“つっつん”こと筒井の恋模様を描く。

客席後方から観客にカラーボールを投げながら登場した2人に、会場は大興奮に包まれた。この日は物語のカギを握るハロウィンシーンの劇中衣装を身にまとい、華やかな出で立ちの2人。中条はつっつんが愛してやまない2次元のキャラクター「魔法少女えぞみち」のコスチューム、佐野はタキシードにマント姿を披露した。中条は羽がついた特注の衣装に「制服も含めて、色葉が着ていたものを着ると、気持ちが色葉に戻ります」と感慨深げに語った。一方、タキシードを着ると足の長さが目立つと褒められた佐野。MCからの「つっつんはオタクの役なので、お父さんから借りてきたようなゆるい衣装にしたそうですよ」という情報は初耳だったようで、「そうなんですか？」と目を丸くしていた。

撮影秘話を聞かれた佐野は、つっつんが泣く重要な場面のリハーサルで、気持ちを入れ過ぎて完全燃焼してしまったことを明かし、「その時にすごくポーちゃん（中条のあだ名）に助けられました」と振り返った。佐野は、自身が元気づけられたという「大丈夫だよ、気持ち伝わるから」という中条の言葉をものまねで披露し、会場を笑わせた。

私生活でのハロウィンについて、佐野は「所属グループ『M!LK』のメンバーで、ドラゴンボールかトイストーリーのコスプレをしたい」と野望をのぞかせた。中条は「実家がある大阪で、家族とペアルックで街に出ました。仮装だと顔が分からないので」とニッコリ。観客のコスプレからお気に入りを選ぶ場面では、佐野がチョイスしたカニのコスプレに、中条から「顔がめっちゃ見えちゃうけど」と鋭いツッコミが入り、2人で笑顔を浮かべていた。また、中条が佐野のマントのずれを直し、一方の佐野も中条が落としたイヤリングをとっさに拾うなど、終始チームワークの良さがうかがえるイベントとなった。

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