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「カメラを止めるな!」ロケ地めぐりツアー開催! 上田慎一郎監督自らが解説

2018年9月22日 17:06

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上田慎一郎監督が拡声器片手に秘話を語る
上田慎一郎監督が拡声器片手に秘話を語る

[映画.com ニュース] 異例の大ヒットを記録している上田慎一郎監督作「カメラを止めるな!」の“ロケ地めぐり”が9月22日、埼玉・川口市のSKIPシティで行われた。観客約200人が8グループに分かれ、今作の撮影で使われた同所の研修室やテレビスタジオなどをめぐるツアー。上田監督と出演した秋山ゆずきがサプライズ登場し、ファンを大いに喜ばせた。

SKIPシティは、映像制作の支援などを目的とした施設。新人映画監督の登竜門「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」を毎年実施し、上田監督は2012年の同映画祭に「恋する小説家」を出品するなど縁が深い。「カメラを止めるな!」では、後半パートの数シーンが同所で撮影された。

ツアーは1人の解説員が観客を引き連れ、ロケで使用された各エリアを案内する形で進行。「ロケ地めぐりに監督、キャストは参加しない」と事前告知されていたが、観客が彩の国ビジュアルプラザ4階の研修室に足を踏み入れると、アイドル・松本逢花役の秋山がお出迎え。驚いた観客が一斉にカメラを構えたが、秋山は「私はいいんですけど、事務所NGなんで……」と劇中セリフで笑わせながら快く写真撮影に応じ、笑顔で手を振り続けていた。なお、この研修室ではキャストの顔合わせシーンなどが撮影。読み合わせ中に泣いていた赤ちゃんは上田監督の実子(当時生後3カ月)で、「泣いているところを心を鬼にして撮影し、カットをかけたあとに『ごめんねー!』とあやした」そうだ。

さらに監督・日暮隆之(濱津隆之)がオファーを受ける場面や、プロデューサー陣が生中継を見守るシーンを撮影した映像ミュージアムでは、上田監督自らが拡声器を片手に解説した。「プロの役者たちがエキストラとしてたくさん来てくださって、複雑な動きもスムーズでした。よく見ると、笹原P(竹原芳子)と古沢P(大澤真一郎)がしゃべっている後ろで、ニュースの準備をしたりしています」「エキストラの方がたくさんいたので、竹原さんが緊張でカチコチになってしまった。座らせて僕が肩を揉んで、『いつもの竹原さんのまま、思いっきりやってくれ。失敗してもいいから』と緊張をほぐしておりました」など、監督本人の口から語られる貴重なエピソードを、観客は興奮気味に聞き入っていた。そして終了後は多くのファンが上田監督に駆け寄り、激励の言葉を残しては去っていく姿が印象的だった。

さいたま市から来場した親子3人(妻、夫、小学生の娘)に話を聞いた。妻が「カメ止め」でファンになったそうで、「(ツアー前の上映会で)監督の過去の3作品を見られたのも貴重でした。最近ファンになって、あとから追いかけているので、すごく嬉しかったです」といい、ツアーの感想を「監督と秋山さんもいらっしゃって、びっくりしました。撮影もOKだったので、撮らせてもらいました。ロケ地を間近で見られて、とても楽しかった」と笑顔で明かす。夫は、本作をまだ鑑賞していないそうだが「初めて上田監督にお会いしましたが、人柄がものすごくいい。『カメ止め』を見たくなりましたし、今日紹介された3編もすごく面白かった」と語っていた。

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