恋する小説家

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解説

異例の大ヒットを記録した「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督が、2011年に手がけた中編作品。18年10月、「カメラを止めるな!」の大ヒットを受けて、上田監督の妻でもある、ふくだみゆき監督のアニメーション「こんぷれっくす×コンプレックス」とあわせて劇場公開。ミステリー作家を目指しているが一向に芽が出ず、せっかく書いた新作もゴミ箱に捨てた岩佐辰夫。そんな彼のもとに、ある日、見知らぬ女子高生が現れる。彼女は自分が辰夫の書いた小説の主人公であり、辰夫を救いにきたというが……。ヒロインとなる南川奈緒役を演じるのは、今作を皮切りに「カメラを止めるな!」まで上田監督作品に3作品出演している秋山ゆずき(当時の芸名「橋本柚稀」名義)。

2011年製作/40分/日本
配給:ガチンコ・フィルム

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映画レビュー

4.0EDロール後にひと工夫あるのが面白かった!

HALU6700さん
2020年8月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

萌える

2020年の夏も終わりに近づいて来ましたが、関西圏でもCOVID-19(新型コロナ)の感染が蔓延してきた為、劇場鑑賞から自宅鑑賞にシフトして、昨年に既に購入してあった、上田慎一郎監督による短編映画集の『上田慎一郎監督ショートムービーコレクション』のDVDを開封し、その中の一篇である今作品を鑑賞。

新人賞応募小説の中の登場人物たちがダメ出しにやって来る!?小説家を目指す冴えない青年の奇妙な書き直しの日々を描いた映画。

率直な感想としましては、
どこかで観たような既視感もある発想の作品ではありましたが、冴えない小説家の卵に対して、リアリティーさを求めたり、ディテールに拘ったりと言いたい放題振り回す登場人物たちのわがまま振りも面白く、また、映画的には、照明担当さんが逆光を使って夏の日差しを演出したり、出演者の服装など小道具にまでかなり凝っていたり、そして、何よりも俳優陣の好演が作品をかなり引き立てていましたね。

特に、橋本柚稀(現:秋山ゆずき)さん演じる女子高生役がすごく似合っていて、この女優さんの起用だけでほぼ成功したと言って良い短編映画でした。
この後に、『カメラを止めるな!』(2017年)のヒロイン役でブレイクするのも必然の成り行きだったのかも知れないですね。

EDロール後のひと工夫にもクスッと笑わされた映画でした。

各地方での映画祭にてグランプリや特別賞などを数々受賞したのも分かる出来映えの短編映画でした。

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HALU6700

2.0ネタで勝負

2020年1月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

冴えない小説家志望の兄ちゃんが自身の書いた登場人物に家庭訪問される。

登場人物にリアリティーだなんだと責められて、内容を変えたりディテール付けたりと頑張るが、彼女は成功を待ってくれず…。

売れて見返してやろうっていいよね。

短編ならではの展開なのでラストも納得です。

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うにたん♪(コロナが当たり前の世界)

3.0え、君たち付き合ってたの?

kossyさん
2020年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 驚きの展開は、主人公岩佐と優美ちゃんが付き合ってたことだった。自分の書いた小説の登場人物が部屋に上がり込んできて、岩佐にあれこれ注文をつけていい作品に書き換えようとアドバイスするというファンタジー。

 『カメラを止めるな!』でも主人公女性を演じていたゆずきちゃんが女子高生奈緒役。BカップからHカップという、岩佐の願望そのものが翌日になって奈緒を変化させたり、被害者役の男、犯人役の男と次々と現れる面白さはあった。しかし、演技だとか、カメラワークだとか、目線だとか、細かな素人臭さが目立っていて、まだまだだなぁ~なんて勝手に思ってました。

 しかし、面白さが爆発するのはエンドロール後のワンシーン。あぁ、やっぱりこの人の脚本、結構面白いわ・・・と、今後もヒット作を連発しそうな予感さえするのでした。

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kossy

5.0孤独な作業ですらチームプレイになる魅力

shironさん
2019年9月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

今一番勢いのある上田慎一郎監督の、ショートムビーコレクションDVD発売記念イベントに当選しました~!

映画はエッセンスを抽出して2時間にまとめたものだと思っているので、ショートムービーは更に濃縮されたエッセンスが濃い!
一つのシーンから、とめどなく妄想が膨らんで大好き( ^ω^ )

今回のイベントの目玉は、上田監督と奥様のふくだみゆき監督による、生オーデオコメンタリーで、
監督がその場でクジを引いて上映作品を決め、DVDに収録されているコメンタリーとは違う話をしてくださるという、なんとも贅沢な企画でした。(*゚∀゚*)

クジでは選ばれませんでしたが『恋する小説家』にご出演の岡本裕輝さんがゲストにいらして、特典映像の貴重なお話が聞けたので、少しご紹介します。

樹木希林さん曰く…「役の6割は衣装で決まる」そうなのですが
なんと、根本の役が降りてきた瞬間が特典映像に収録されていますww
監督が用意した衣装を選んでいた、まさにその時、岡本さんには横たわっている根本が起き上がる姿が見えて、そこから首の角度や喋り方のイメージが固まったのだそうです。

また、当時の上田監督の言葉で岡本さんが印象に残っているものは
「夢が叶うか叶わないかは、実際にやるかやらないかの違いでしかない。自分はもう実際にやっているので叶う。」
「10年後にも残る映画を撮っているから、手を抜かないでやってほしい。」

監督は恥ずかしがっていましたが、
『恋する小説家』と『カメとめ!』のヒロインである秋山ゆずきさんも当時「10年後にも残る映画を撮っているのかぁ。」と思っていたそうです。

『カメとめ!』のヒットを受けて『恋する小説家』が劇場で上映され、DVDにもなったのだから、10年後にも残る作品だったことが実証されましたね。

その場でDVDを買ってしまった私ですが、どの作品も楽しくて、大満足でした。
笑ってツッコミながら、ハッと胸を打つ深いセリフがあるところが、上田監督作品の魅力ではないでしょうか?
夢追い人を応援する作品が多くて、バラバラな個性の奴らが一つの目的に向かって不器用なチームワークを発揮するとろこも胸熱。(T ^ T)
“小説を書く”といった、一見孤独な作業ですら、監督の手にかかるとチームプレイになる。
映画と映画を作ることを愛しているんだなぁ。と改めて感じました。

では、「商業映画の監督になる」という夢を叶えた監督は、次に何をテーマとするのか?
『スペシャルアクターズ』が楽しみです。

#上田慎一郎 #ショートムービーコレクション

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shiron
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