エル・ファニングが「フランケンシュタイン」の生みの親に!「メアリーの総て」12月公開
2018年9月11日 09:00

[映画.com ニュース] 人気女優エル・ファニング主演で、ゴシック小説の傑作「フランケンシュタイン」原作者メアリー・シェリーの人生を描く映画「メアリーの総て」が、12月から公開されることが決定した。あわせて披露されたポスタービジュアルには、ファニング扮するメアリーが墓地で執筆を進める孤独な姿が切り取られている。
物語の舞台は19世紀のイギリス。小説家を夢見るメアリーは、妻子ある詩人パーシー・シェリーと出会う。互いの才能に強く惹かれ合った2人は、情熱に身を任せ駆け落ちするが、メアリーには数々の悲劇が待ち受けていた。ある日、悪名高い詩人・バイロン卿の別荘で「皆で1つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられる。深い悲しみと喪失感を抱えるメアリーのなかで、何かが生まれようとしていた。
主人公メアリーは、「高慢と偏見」のジェーン・オースティン、「ジェーン・エア」のシャーロット・ブロンテと並び、イギリス文学史に名を残す女性作家。18歳で創出した小説「フランケンシュタイン」は、今なお世界中のクリエイターに影響を与えている。「ネオン・デーモン」「パーティで女の子に話しかけるには」など話題作への出演が相次ぐファニングが、聡明で可憐でありながら波乱に満ちた人生を送るメアリーを熱演。また、ダグラス・ブース、ベル・パウリー、トム・スターリッジらイギリスの若手キャストが作品を彩る。
メガホンをとったハイファ・アル=マンスール監督は、長編デビュー作「少女は自転車にのって」が第86回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートを果たすなど、世界で注目を集める実力派。サウジアラビア初の女性監督だが、殺害予告を受けた過去を持っており、メアリーの悲しくも強い生き様に感銘を受け、映画化を実現した。
ポスターでは、墓石にもたれ、物思いにふけりながら小説を創作するメアリーの様子を活写。「『不幸』に抱かれ、『死』に口づけられ、世紀の傑作を産んだ。」というコピーが、不幸になればなるほど才能が開花するメアリーの運命を暗示している。
「メアリーの総て」は、12月から東京・シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテほか全国で順次公開。
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