米FOXがK-POPを題材にした映画を開発
2018年8月26日 17:00
[映画.com ニュース]米20世紀フォックスの制作会社FOX 2000ピクチャーズがK-POPを題材にした映画企画を獲得したと、米バラエティが報じた。
現在、アメリカではアジア系キャストによるラブコメ「クレイジー・リッチ!」(ジョン・M・チュウ監督)がヒットをしていることから、アジア系アメリカ人を題材にした作品に関心が集まっている。そんななか、ジャスティン・ビーバーやカニエ・ウェスト、アリアナ・グランデなどのクライアントを抱える音楽タレントマネージャーとして知られるスクーター・ブラウンは、韓国の音楽業界を舞台にした映画を企画。アメリカ生まれのアジア系の大学生が、韓国のタレント発掘番組に挑戦するストーリーで、ブラウン率いるSB Projectsと、Epic Magazineが製作する。脚本は、現在ユニバーサルが企画開発中のマドンナの伝記映画「ブロンド・アンビション(原題)」のエリス・ホランダーが執筆。「ブロンド・アンビション(原題)」は、映画化されていない優秀脚本を選ぶザ・ブラックリスト賞において、2016年のトップに輝いている。
スクーター・ブラウンは、2011年の「ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー」を皮切りに映画・テレビドラマの制作に進出。SFアドベンチャー「ギヴァー 記憶を注ぐ者」(2014)や、犯罪捜査ドラマ「SCORPION/スコーピオン」(2014~2018)などを手がけている。