ギヴァー 記憶を注ぐ者
劇場公開日:2015年9月5日
解説
児童文学作家ロイス・ローリーの世界的ベストセラー「ザ・ギバー 記憶を伝える者」を実写映画化した近未来SFアクション。世界の荒廃を経て、人類は平等で争いのない理想郷のような社会を作り出した。その中で育った青年ジョナスは、コミュニティの記憶を次世代に伝える「記憶の器」に任命される。すべてのコミュニティの記憶を持つ唯一の人物「記憶を注ぐ者」のもとで教えを請うことになったジョナスは、コミュニティの過去に隠された暗い真実を突きつけられると同時に、人々の記憶から消し去られていた恐れや苦痛、憎悪といった感情を知り、現在の人類のあり方に疑問を抱きはじめる。「マレフィセント」の若手注目株ブレントン・スウェイツが主演を務め、メリル・ストリープ、ジェフ・ブリッジスら実力派俳優たちが脇を固めた。人気女性歌手テイラー・スウィフトも出演。監督は「ソルト」「ボーン・コレクター」のフィリップ・ノイス。
2014年製作/97分/G/アメリカ
原題:The Giver
配給:プレシディオ
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る

- ×

※無料トライアル登録で、映画チケットを1枚発行できる1,500ポイントをプレゼント。
2022年10月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
理想郷。感情は抑制され、人間は画一化されている。宗教に毒され戦争ばかりしている今の世よりいいかも(笑)
唯一記憶をとどめているギヴァー。なんやその設定、そんな奴いたら揉めるに決まってるやん。まあ、でないと映画にならんからな(笑笑)
受け継ぐもの、レシーバーがどっかを越えたらみんなの記憶が戻る…なんやねん、その謎の設定。意味不明やん。なんか終わりも半端だった。豪華俳優陣が悲しすぎる。
TVO吹替版鑑賞
2022年4月10日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
争いに繋がる感情や色、気候変動etc・・・色んなものを人から取り上げて、
みんなに同じ価値観を植え付けて平和に過ごしている理想郷の世界でのお話。
主人公ジョナスは記憶をつけ継ぐものに任命され、先代から色んな感情を受け取る。
そしてこんな世界嫌だーっ!・・ってみんなの記憶を取り戻そうとするお話です。
■白黒映像には理由がる
最初、白黒映像が長く続いて、時々カラーになって・・
はて?? これは何か意味があるな。って思ったら・・
やっぱりそういう事だったんですね。
これはこれでベタですが良い演出ですね。
■進撃の巨人と重なった
進撃の巨人では『壁の㊥に理想郷を作り上げ民の記憶を消し去った王』。
この映画も理想郷を作り上げ、過去の習慣や習わし文化を記憶から消して行わない世界。
なんか似てる~って思っちゃった。
■テイラースウィフトを見れただけでも儲けもん
歌手のテイラースウィフトが過去のギヴァー、ローズマリー役で出演。
■知らない方が幸せな世界だった?
レシーヴァー任命されて世界の理や道徳、人類の在り方、色んな事を知ってしまった主人公。
それゆえ今までになかった感情、悩み、苦しみも感じることとなる。
知らなければ幸せだったかも知れない?
いや、それは苦しみや悲しみを知ってからこそ、幸せを感じるのであり
この理想郷の世界の人達は何も感情もないまま生きてきたのだから
幸せということすら理解していなかったでしょう。
赤ちゃんを救ったことは素晴らしい行動でしたが、
それ以外は個人の感情が先走っただけに見えました。
■なぜ、ギヴァー・レシーヴァーという職業が必要なのか謎
知っているのは長老だけ。国民は何も知らずに平和に暮らす。
それでこの国の秩序は保たれていたのに、
何故記憶を受け継ぐギヴァーとレシーヴァーという仕事が必要なのでしょうか?
それがあるから、こういった問題が起きると誰もが容易に考えられるのに。
■突っ込んだら負け
結局この手の映画はツッコミどころ満載になりがち。
感情を抑制しているのなら、なぜ友情が存在しているのか疑問だし、
境界線でたら元通りになるとか雑すぎますよねw
最後にジョナサンが辿り着いた家は何だったのか??
個人的には、なかなか面白かったですが
もう少し深い内容であれば尚良かった気がします。
児童文学なんですが、なかなか考えさせる作品です
子供はそれなりの理解しか出来ないので社会主義社会は悪という潜在意識を持つ事になるかもしれませんね
でも大人には人類のたどりつくべき社会について考えるいい機会になります
コミュニティーは社会主義の未来というか、どこかで見た事のある新興宗教がありましたよね
とてもよく似ています
もちろん色という概念まで忘れ去らせる所までの力はありませんでしたが、もっと進んだ思想もありました
コミュニティーでは、自分の子供を育てる事は出来ないが家族の形態は残っていましたが、あの宗教では家族さえ無く子供は全員一緒に育てられていたような
最終的な目標は人生を豊かに生きる事ができる社会じゃないでしょうか
競争はあっても争いの無い世界
飢餓の無い、一定水準の生活が保証された世界
人が感性を自由に発揮できる社会
資本主義、社会主義には良い点、悪い点があるから存在しているけれど
社会主義はヒトに私利私欲があるかぎり理想には到達出来ないだろうと思います
資本主義になびかないように思想統制、情報統制がひかれ、腐敗が蔓延するから規律が厳しくなり、密告制度ができたり、人同士が疑心暗鬼におちいる
そして、プーチンや習近平、金正恩のような独裁者が産まれる
社会主義は貧困から生まれた制度なんだろうけどヒトが成長しない間は手を出すべき制度では無いと思います
この映画は大きな戦争の後の世界で、戦争を起こさないために考えられた社会だったのに、違った考えが復活したので争いが起こりました
今、また違う考えの世界どうしの争いが戦争という形で起こっています
ロシアのウクライナ侵攻はヨーロッパおよび北米軍事同盟であるNATOにウクライナが入る恐れから行ったもので積極的な行動では無いように思えます
しかし、武力を行使した以上弁解の余地はありません
社会主義の大国が人として犯してはならない
殺し合いをしかけてきた事は別の思想を持つ社会との共存は馴れ合いでしか無かったと言う事でしょう
世界はいつ崩壊してもおかしくない
緊張感をもって対処しないと恐ろしい事になります
今のように、二つの世界が均衡を保っているのは良い状態ではなく、一番危険な状態です
映画とはかけ離れてしまいました
歌手のテイラー・スウィフトがギヴァーの娘役で出演しているのは、嬉しいサプライズです
SFとゆうか新興宗教的なストーリー。
悪い記憶を無くしたら、悪いことが起こらない、そんな考えなら、昔、ロボトミー手術も同じ考え方、今では狂人的。
地球環境を保護するなら、人類を虐殺すれば良い、ならわかるでしょ。
まあ、児童の童話的なものをSF仕立てにすると、形だけ、こうゆう荒唐無稽だけが残る。
考え方のベクトルがおかしいからナンセンスだけが残り感動が🥲少ない。
どうせやるなら振り切ればいいものを、中途半端が大嫌い。
なんか、スタートレツクのテレビシリーズで一つこんなのありました、確か半時間くらいの尺で。
テレビの録画なので、暇つぶしでした。